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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 応用生命科学科 植物生化学II

植物生化学II

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科目ナンバリング
  • U-AGR02 3B142 LJ79
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 木1
教員
  • 矢崎 一史(生存圏研究所 教授)
  • 梅澤 俊明(生存圏研究所 教授)
授業の概要・目的 授業の概要:高等植物が生産する多様な有機化合物のうち、植物ホルモンや二次代謝産物の全体像を概説し、その生合成と蓄積の機構、植物にとっての意義と役割、人間生活との関わりについて講述する。

授業の目的:高等植物の生産する多様な有機化合物を俯瞰し、それらがもつ植物にとっての意義と役割、並びに人間生活との関わりについて理解させることを目的とする。
到達目標 植物の二次代謝産物のクラス分け、化学構造上の特徴、基礎的な生合成系路、植物に取っての役割、人間生活の中における用途などに関する知識を習得することを目標とする。
植物ホルモンに関してシステマティックに理解し、その種類、構造上の特徴、輸送様式、植物に置ける生理的役割に関して理解する。
バイオマスとバイオ燃料に関して基礎的な知識を習得し、その応用面として植物代謝工学について理解する。
授業計画と内容 各講義内容を以下の計画に沿って講述する。

第1回:授業の概要説明、植物二次代謝の概要(矢崎)
第2回:代謝の研究法、特にメタボロミクスを中心とした網羅解析に関する概説(梅澤)
第3回:フェニルプロパノイドの化学全般と人間にとっての利用に関する概説(梅澤)
第4回:フェニルプロパノイドの生合成および植物における機能の概説(梅澤)
第5回:植物バイオマス(木質細胞壁)の組織構造に関する概説(梅澤)
第6回:持続的な植物バイオマスの生産に関する概説(梅澤)
第7回:バイオ燃料とバイオマスリファイナリーに関する研究開発の現状(梅澤)
第8回:バイオ燃料生産・バイオマスリファイナリー構築に向けた植物代謝工学(梅澤)
第9回:テルペノイド(C5からポリマーまで)の化学、生合成、植物における役割と人間にとっての利用(矢崎)
第10回:アルカロイドの化学、生合成、植物における役割と人間にとっての利用(矢崎)
第11回:フラボノイドの化学、生合成、花の色との関連、アントシアニン代謝工学と組換え植物(矢崎)
第12回:低分子有機化合物の植物細胞における蓄積と転流の機構。これらの関わる膜輸送体の概説(矢崎)
第13回:オーキシン、サイトカイニンなど、植物ホルモンの化学と生長制御、組織分化と行った植物生理学的役割の解説(矢崎)
第14回:有機化合物をベースとした植物の環境および生物学ストレス応答の機構(矢崎)
第15回:フィードバック(重要事項を取り上げてコメントすると共に、学生からの質問に回答する)(矢崎・梅澤)
成績評価の方法・観点 出席状況、講義内容の理解度、研究背景の理解度、考察能力を総合して評価する。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
評価点の割合は、定期試験の成績 70%、出席など平常点評価 30% とする。
履修要件 高等学校で「化学」を習得していることが望ましいが、必須ではない。
授業外学習(予習・復習)等 植物細胞のオルガネラについての基礎知識が必要なため、生化学の基礎を予習しておくこと。
化合物の官能基や骨格のナンバリングに関する基礎知識が必要なため、有機化学の基礎を予習しておくこと。
教科書
  • 毎回、講義の最初にその日に使うプリントを配布する。必要に応じて植物試料も回覧する。
参考書等
  • 基礎から学ぶ植物代謝生化学, 水谷正治、士反伸和、杉山暁史 編, (羊土社),
  • 植物生理学概論, 桜井英博、柴岡弘郎、芦原坦、高橋陽介, (培風館),
  • 植物アロマサイエンスの最前線, 有村源一郎、矢崎一史、高林純示、川北篤, (フレグランスジャーナル社),
  • 図説生物学30講 植物編5 代謝と生合成 30講, 芦原坦、加藤美砂子, (朝倉書店),
  • 植物細胞壁, 西谷和彦、梅澤俊明 編, (講談社),