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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 農学部 資源生物科学科 昆虫生態学II

昆虫生態学II

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科目ナンバリング
  • U-AGR01 3A253 LJ68
  • U-AGR01 3A253 LJ85
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 松浦 健二(農学研究科 教授)
授業の概要・目的 昆虫の生活史特性や形態・行動の進化について、進化生態学や行動生態学の観点から概説する。自然選択、性選択、進化的安定戦略や血縁選択など、基本的な進化理論について学習するとともに、進化の力学に関するパラダイムの転換や、重要問題のブレイクスルーがどのようにもたらされたのか、その歴史的背景を含めて理解することを目的とする。

前期の昆虫生態学Iでは、昆虫とはどのような生物なのか、昆虫学の基礎を学ぶ。後期の昆虫生態学IIでは、進化生態学、進化生物学の理論研究に沿って、昆虫をベースに生物進化の普遍的な動力学について学ぶ。セットで受講するとより理解しやすいが、片方だけ受講しても理解出来るような授業構成になっている。
到達目標 自然選択、性選択、血縁選択、最適戦略、進化的安定戦略、自己組織化、ゲノムインプリンティングなど進化生態学の基本となる普遍的な理論や機構について学ぶ。生物の進化という視点から物事を見て考察する力を身につける。
授業計画と内容 以下のような課題について、1課題あたり1~2週の授業をする予定である(全15回)。

ガイダンス・昆虫生態学とは
進化の仕組み:自然選択と遺伝的浮動
種の概念と生殖隔離
性と性選択
最適戦略と進化的安定戦略I
最適戦略と進化的安定戦略II
性比理論
自然選択理論と包括適応度の概念
真社会性の起源
社会性昆虫の繁殖システムの進化I
社会性昆虫の繁殖システムの進化II
自己組織化
利己的な遺伝子対立とゲノムインプリンティング


フィードバックとして試験の模範解答をホームページ(http://www.insecteco.kais.kyoto-u.ac.jp/)で示し、解説する。また、メールあるいは訪問による質問を受け付け、適宜回答する。
成績評価の方法・観点 基本的には期末試験によるが、小テストや授業での質疑応答、出席も考慮する。評価基準及び方針については当該年度農学部学生便覧記載 [評価基準及び方針] による。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業資料を事前にHP(http://www.insecteco.kais.kyoto-u.ac.jp/)にアップしてあるので、予習・復習に活用すること。
参考書等
  • 行動生態学 原著第4版, デイビス・クレブス・ウェスト, (共立出版), ISBN: ISBN:978-4-320-05733-3
  • 社会性昆虫の進化生物学, 東正剛・辻和希編, (海游舎),
  • シリーズ現代の生態学5 行動生態学, 日本生態学会, (共立出版),
  • シロアリ ― 女王様、その手がありましたか!, 松浦健二, (岩波書店),