材料と塑性
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 火2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 塑性体に関する力学および転位論の基礎を理解し、金属の加工や変形を理解する上で不可欠な基礎知識を習得する。 |
到達目標 | 各種塑性加工における材料の変形挙動の解析の基礎となる塑性構成式と転位に関する基礎事項を説明することができる。 |
授業計画と内容 | 塑性および塑性加工の概要,1回,塑性の概念、塑性加工の歴史、各種塑性加工とその分類、塑性加工用材料、応力とひずみの定義 金属材料の変形抵抗,3回,応力ーひずみ曲線(変形抵抗曲線)、加工硬化・ひずみ速度・温度などの変形抵抗に影響する因子とその特徴、変形抵抗曲線の数式化、塑性変形仕事と平均変形抵抗、くびれの発生条件と変形抵抗式 塑性力学の基礎式,3回,任意の面における垂直応力とせん断応力、応力の不変量、トレスカの降伏条件、ミーゼスの降伏条件、相当応力および相当ひずみ、レービー・ミーゼスの式(ひずみ増分理論) 転位論の基礎(1),4回,刃状転位、らせん転位、混合転位、転位密度、転位線、バーガスベクトル、パイエルスポテンシャル、キンク、ジョグ、転位と格子欠陥、転位の相互作用 転位論の基礎(2),3回,交差、合成、分解、反応、増殖などの転位挙動、転位論からの加工硬化、強化メカニズム(固溶強化、析出強化、結晶粒微細化強化)、転位運動の熱活性化過程と非熱活性化過程。学習到達度の確認のため、項目ごとにレポート、演習問題等を課す。 達成度の確認,1回,定期試験後に解答等を示すことにより、講義内容の理解度に関する確認を行う(フィードバック授業)。 |
成績評価の方法・観点 | 平常点、レポート、期末試験の成績等により評価する。 |
履修要件 | 特になし |
授業外学習(予習・復習)等 | 授業中に指示をする。 |
教科書 |
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参考書等 |
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