地盤環境工学
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 火2 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 地盤環境工学は,本来広範かつ学際的である地盤工学を特に環境との接点で注目した工学で,人類の生活環境および地球環境を念頭に,環境の創生・保生・再生の観点を重視しつつ,多様な環境に関わる学問を援用・統合して,地盤の有する特性を駆使しながら環境への様々なインパクトを最小限にするための予測並びに問題を解決し,新たな環境を創造するための工学と位置づけられる。講義では、軟弱地盤対策、防災地盤工学、環境地盤工学等について解説する。「軟弱地盤対策」では、地盤改良や構造物の基礎に関連する事項について解説する。「防災地盤工学」では、地震災害、地盤の振動と液状化、斜面災害について、「環境地盤工学」では、地下水と地盤環境、土壌・地下水汚染、廃棄物処分とリサイクルについて解説する。 |
到達目標 | 地盤工学の知見に基づいた環境・防災問題への対応の基本的事項を理解する。 |
授業計画と内容 | 軟弱地盤対策(4~5回) (1) 構造物の基礎、(2) 軟弱地盤対策の具体例、(3) 地盤改良の原理、(4) 新材料、ジオシンセティックス、(5) 道路・舗装、について解説する。 環境地盤工学(4~5回) (1) 地盤環境汚染とその対策、(2) 廃棄物処分と地盤工学、(3) 廃棄物リサイクルと地盤工学、について解説する。 防災地盤工学(4~5回) (1) 降雨災害の事例とメカニズム、(2) 地震災害の事例、(3) 液状化のメカニズム、(4) 液状化の予測と対策 、について解説する。 学習到達度の確認/フィードバック(1回) 本講義の内容に関する到達度を確認・講評する。 |
成績評価の方法・観点 | 成績評価は、期末試験ならびにレポート等の平常点を総合的に勘案して行う。(期末試験80%、平常点20%) |
履修要件 | 土質力学I及び演習(2年後期)を履修していることが望ましい。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 初回講義時に指示する。 |
教科書 |
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参考書等 |
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実務経験のある教員による授業 |
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