耐震・耐風・設計論
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科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 金3 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 土木構造物の使用性・安全性に関わる設計の基本事項を理解する。死荷重、活荷重、温度荷重、地震荷重、風荷重等を含む各種設計荷重の組み合わせの基本的考え方、構造物の保有性能を規定する各種限界状態とその評価法、要求性能とその設計フォーマットなどの基礎事項を説明でき、信頼性設計、最適設計、機能性・美しさ・環境との調和した設計等を実施できる基礎知識を習得する。さらに、地震荷重、風荷重に対しては、地震の発生メカニズムと地盤振動の特性、自然風の特性と強風の成因等に基づく荷重の確率・統計的評価法、設計地震スペクトル・設計風速の決定過程、および地震・強風による構造物の動的挙動とその限界状態の各項目について説明できることを目標とする。 |
到達目標 | ・設計の表現の基本を理解する。 ・荷重作用、構造物の限界状態、信頼性に基づく設計規範、設計の最適化の基本を理解する。 ・自然風の特性や構造物の空力特性を学び、風荷重、耐風設計の基本を理解する。 ・地震発生メカニズムや構造物の地震応答特性を学び、地震荷重、耐震設計の基本を理解する。 |
授業計画と内容 | 第1回 設計論:土木構造計画 第2回 設計論:土木構造設計 第3回 設計論:荷重概論 第4回 耐風:構造物の耐風性 第5回 耐風:空力振動現象 第6回 耐風:耐風設計 第7回 耐震:地震動の特性 第8回 耐震:動的解析(1) 第9回 耐震:動的解析(2) 第10回 耐震:耐震設計 第11回 設計論:構造物の各種限界状態 第12回 設計論:設計フォーマット 第13回 設計論:信頼性設計 第14回 設計論:最適設計 <期末試験> 第15回 フィードバック |
成績評価の方法・観点 | 成績評価は、期末試験、レポート、授業態度等を総合的に勘案して行う。 |
履修要件 | 確率・統計解析及び演習、波動・振動学、構造力学I及び演習、構造力学II及び演習、流体力学の知識を前提とする。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 確率・統計,波動・振動学,構造力学,流体力学の知識を前提として講義を進めるため,これらの内容を十分に復習してから講義に臨むこと。 |
教科書 |
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