基礎環境工学I
JA | EN
科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・後期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 講義 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 金4 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 地球工学の体系内において、特に環境問題に対処する領域を担当している環境工学について、その概要と基礎的事項を講義する。具体的には、環境工学の概要、地球環境問題と大気環境の保全、水環境の保全と上下水道システム、環境リスク管理の工学、資源循環型社会の構築と廃棄物管理の技術、騒音・振動・悪臭の管理を取り上げ、各分野の教員および外部からの講師のリレー形式で講義を行い、環境工学の基礎理論と実際を具体的な例を交えて講述する。 |
到達目標 | 人間活動が環境に与える影響や環境に関する諸問題を理解すること、ならびに環境工学の基礎を学ぶことを目的とする。 |
授業計画と内容 | (1)地球環境問題と大気環境の保全(3回): 地球環境問題の歴史とメカニズム、低炭素社会のデザイン、大気汚染問題の現状、およびそれらに対する対応策について講述する。 (2)水環境の保全と上下水道システム(3回): 水環境の構成と機能、水質汚濁の要因と機構、水質変化、河川・湖沼・海域の汚濁と機構、水環境保全、管理技術の要因と機構等について述べる。あわせて、上下水道システムの基本原理と実際について講述する。 (3)環境リスク管理の工学(3回): 環境リスクを同定、分析し、リスクを定量的に評価する手法やリスク管理の方法について講述する。 (4)資源循環型社会の構築と廃棄物管理の技術(3回): 資源循環型社会のデザイン及び一般生活や産業に伴う廃棄物の発生と要因、廃棄物処理技術、廃棄物の抑制等について述べる。 (5)地球環境と健康(2回): 地球環境の変化が我々の健康に与える影響やその可能性、考慮しうる対策等について講述する。 (6)達成度の確認(1回): 講義内容の理解度に関して確認を行う。 |
成績評価の方法・観点 | 筆記試験の成績(60%)、平常点(40%)により評価する。定期試験に加えてミニテストを行う場合がある。 |
履修要件 | 特になし |
授業外学習(予習・復習)等 | 関係教員の指示にしたがう。 |
教科書 |
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参考書等 |
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実務経験のある教員による授業 |
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