材料実験
JA | EN
科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 実験 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 月3・4 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 主としてコンクリート材料およびコンクリートを中心とする材料試験および部材試験を行い、材料および部材の種々の特性を説明・評価・分析・計算する。 実験時には必ず教科書を持参すること。実験スケジュールおよび詳細は、初回講義時に説明する。また、初回講義時に班分けを行うので、受講予定者は出席すること。(後日でも状況により受講可能)。 |
到達目標 | 材料学およびコンクリート工学で講述する材料および部材の諸特性とそれらの測定方法等を実地に習得する。 主としてコンクリート材料およびコンクリートを中心とする材料試験および部材試験を行い、材料および部材の種々の特性を説明・評価・分析・計算でき、またそれらの特性に対する測定を実施できる。 |
授業計画と内容 | 概説,1回,本実験の内容を概説し、各実験の意義および注目すべき項目を述べる。また、実験で用いる計測技術について述べるとともに、試験および調査の方法について概観する。 セメント,1回,セメントについて、比重、粉末度、凝結、モルタルのフロー試験を実施する。 骨材,1回,細骨材、粗骨材について、比重、吸水率、ふるい分け、単位容積重量、表面水率の試験を実施する。 配合設計およびフレッシュコンクリート,1回,「セメント」「骨材」で得られた結果を用いて配合設計を行い、フレッシュコンクリートを作成してその性状を検討するとともに、「硬化コンクリート」用供試体を作成する。 硬化コンクリート,2回,「フレッシュコンクリート」において作成したコンクリート供試体について、各種破壊試験および非破壊試験を実施する。 鉄筋,1回,コンクリート補強用鉄筋について、降伏点、引張強度、伸びなどの引張性状を調べる試験を実施する。 はりの設計,3回,鉄筋コンクリートおよびプレストレストコンクリートはり供試体の設計を行う。 はりの打設,1回,「はりの設計」に基づいて、実際にコンクリートはりの打設を行う。 プレストレスの導入,1回,プレストレストコンクリートはり供試体に対してプレストレスの導入を行う。 はりの載荷,2回,作成した各はり供試体の載荷を行い、曲げ性状およびその違いを検討するとともに、「はりの設計」において求めた諸荷重値の確認を行う。 学習到達度の確認,1回,本講義の内容に関する到達度を確認する。 |
成績評価の方法・観点 | 各回の実験に対して結果の整理および考察を行うレポートを課す。(100%) なお,レポート未提出が4回以上の場合,不合格とする。 |
履修要件 | 第3学年において、材料学(30240)、コンクリート工学(30250)を履修しておくことが望ましい。 |
授業外学習(予習・復習)等 | 授業外に90分,実験単元に関する,材料学,コンクリート工学の該当箇所を復習しておく。 |
教科書 |
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参考書等 |
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