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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 地球工学科 廃棄物工学

廃棄物工学

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科目ナンバリング
  • U-ENG23 33058 LJ77
  • U-ENG23 33058 LJ16
  • U-ENG23 33058 LJ17
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月3
教員
  • 酒井 伸一(環境安全保健機構 教授)
  • 平井 康宏(環境安全保健機構 准教授)
授業の概要・目的 都市および産業の活動に伴って排出される廃棄物対策の基本として、廃棄物対策の階層性、個別の階層対策としての発生回避、再使用、再生利用、生物変換処理、熱変換処理、最終処分の各手法について講述する。有害廃棄物の定義と国際的な管理体系から、クリーン・サイクル・コントロール原則について説明する。そして、コントロール戦略事例としてアスベスト廃棄物の事例を紹介する。廃棄物の定義と分類に関する関連法制度、性状を把握するための基礎的な事項、廃棄物管理計画や収集・運搬方法に関すること、各種の処理・処分方法とリサイクリングなどの廃棄物管理に関する技術・システムの基礎、廃棄物の処理・処分方法の基礎について講述する。
到達目標 廃棄物対策の階層性、個別の階層対策として、発生回避、再使用、再生利用、生物変換処理、熱変換処理、最終処分の各手法について、その内容と意義を理解すること、有害廃棄物の定義と国際的な法体系、クリーン・サイクル・コントロール原則を理解すること、廃棄物管理計画や収集運搬、各種の処理・処分方法、リサイクル技術・システムの基礎を身につけることを目標とする。
授業計画と内容 1. 廃棄物対策の階層性と個別の階層対策手法,5回
廃棄物対策の階層性の考え方を紹介し、発生回避、再使用、再生利用、生物変換処理、熱変換処理、最終処分の各手法について、それぞれの便益と限界を意識しながら、講述する。各手法を構成する技術とシステム、日本と欧米の現状について紹介する。

2. 有害廃棄物の定義とクリーン・サイクル・コントロール原則,2回
バーゼル条約やOECDの有害廃棄物管理、日本の特別管理廃棄物制度の枠組みと、それらの制度における有害廃棄物の定義を詳述する。そして、有害廃棄物への階層的対処方策としてのクリーン・サイクル・コントロール方策について考える。クリーン・サイクル化を念頭におきつつも、環境との接点における排出を極力抑制し、過去の使用に伴う廃棄物は極力分解、安定化するという制御概念(コントロール)で対処する対象を取り上げる。具体的には、アスベストを中心に解説する。

3. 廃棄物の定義と分類に関する関連法制度、性状分析,1回
廃棄物管理の目的・意義・現状と問題点、廃棄物の定義と分類等および関連法制度について述べる。これらの定義との関連で、都市廃棄物の性状データの解釈と性状分析の方法について考える。

4. 資源消費と廃棄物の発生,2回
資源消費と廃棄物発生の関係について自然圏と人間圏とにおける物質の動きという視点から解説する。資源消費の大きさを表す指標(直接資源投入量、隠れたフロー、エコロジカルフットプリント、環境容量)や、廃棄物の発生パターンの分類、主要製品・資源の歩留まり・使用年数、ごみ量・ごみ質の変遷について講述する。

5. 廃棄物の排出と収集、処理費用の構造と支払い・徴収方法,2回
主に都市ごみを対象として、自治体による分別収集、住民による集団回収、製造者・販売店による自主回収や下取り、中古店による買い取りなど、それらの排出・収集方法や廃棄物管理計画について述べる。また、廃棄物処理費用の内訳や処理費用の支払い・徴収方法について解説する。

6. 廃棄物処理に伴う環境負荷の評価と管理,2回
廃棄物処理に伴う環境負荷の評価方法として、ライフサイクルアセスメント(LCA)およびリスクアセスメントの概要と適用例を紹介する。また、廃棄物処理に関する基準の設定根拠や有害性の判定手法について解説する。

7. フィードバック,1回
成績評価の方法・観点 成績評価は、定期試験で70%、レポートと平常点で30%を目安として、総合的に評価する。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 授業で配布したプリント等に対して、復習を行うこと。とくに留意する点は、授業中に適宜指示する。
教科書
  • 講義資料を用意し、必要に応じて研究論文等を配布する。
参考書等
  • 講義中に指示