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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 地球工学科 上水道工学

上水道工学

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科目ナンバリング
  • U-ENG23 33054 LJ73
  • U-ENG23 33054 LJ16
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 伊藤 禎彦(工学研究科 教授)
  • 越後 信哉(工学研究科 准教授)
  • 中西 智宏(工学研究科 助教)
授業の概要・目的 都市供給の一つとして水道を取り上げ、これを生(いのち)を衛(まも)る具体的技術であるとの観点から論ずる。浄水処理技術を講述するのみではなく、流域の水循環システムにおける水道システムの位置づけ、水道水質のリスク管理手法にも重点をおき、共に考えながら講義を進める。
到達目標 浄水処理技術の基本事項について理解すること,流域での水循環における水道システムの位置づけについて理解すること,水道のリスク管理を通じて健康リスクの管理について理解すること,の3点を目標とする。
授業計画と内容 科目概説(1回)
生(いのち)を衛(まも)る衛生工学とは何かについて論ずる。ついで、水道工学技術はその具体例であることを述べ、本講義の目標を示す。

流域管理と水道システム(1回)
流域の水循環システムにおいて水道システムを位置づけた後、水道水源の保全のあり方、流域統合管理とその意義について論ずる。

上水システム概説(1回)
水源から都市内各戸に至る全体システムを紹介し、本講義でとりあげる事項を概説する。

浄水処理プロセス(4回)
浄水処理の基本は、懸濁物質の除去と消毒である。緩速ろ過システムと急速ろ過システム、急速ろ過システムの単位操作、水中微生物と消毒について講述する。また、消毒によって発がん性を有する副生成物が生成することも詳述する。

高度処理プロセス(2回)
現在では、上記の基本的な浄水処理だけでは、複雑な水源水質や水道水に対する多様なニーズに対応することは困難である。ここでは、オゾン処理、活性炭吸着、膜分離法などの高度処理法とその意義について述べる。

水道水質管理(4回)
水道水中には微生物によるリスクと化学物質によるリスクが存在することを紹介し、確保すべき安全度のレベルについて考察する。ついで、現在の水道水質基準の考え方と設定法について講述した後、将来の水質管理のあり方を展望する。

世界の水道技術と展望(1回)
海外およびわが国の上水道システム、浄水処理技術を紹介し、その動向と将来展望について述べる。

達成度の確認(1回)
講義内容の理解度に関して確認を行う。
成績評価の方法・観点 成績評価は、講義中に指示する課題(演習問題またはレポート)、期末試験、平常点を勘案して行う(課題および期末試験60点+平常点40点、合計100点満点)。
履修要件 環境生物・化学、水質学などを履修していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 各回の担当教員が指示する。
参考書等
  • よくわかる環境工学, 伊藤禎彦,大谷壮介,上月康則,西村文武,橋本 温 樋口隆哉,藤原 拓,山崎慎一,山中亮一,山本裕史著, (理工図書), ISBN: ISBN:9784844608318
  • 水の消毒副生成物, 伊藤禎彦、越後信哉, (技報堂出版), ISBN: ISBN:9784765534284