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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 地球工学科 河川工学

河川工学

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科目ナンバリング
  • U-ENG23 33046 LJ73
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 水1
教員
  • 細田 尚(工学研究科 教授)
  • 音田 慎一郎(工学研究科 准教授)
  • 竹門 康弘(防災研究所 准教授)
授業の概要・目的 河川とその流域の治水、利水および自然環境機能とそれらを有効に発揮させるための科学技術を主題とし、川を見る視点、流域の形成過程,流域景観論,生態系も考慮した近年の河川環境変化とその要因分析、様々な河川流と河床・河道変動予測法、河川・湖沼生態系、近年の水害の特徴、流域計画(治水・河道・環境計画、貯水池計画、総合土砂管理)、河川構造物の機能と環境影響軽減対策などを内容とする。 
到達目標 河川とその流域を自然科学的視点,工学的視点,社会科学的視点などの多様な価値観をもって総合的に考えることができるようになるための基礎知識と基本的素養を習得すること.
授業計画と内容 川と流域の見方,流域の形成過程,1回,川を見る多様な視点,世界の川と日本の川の成因と多様な河川景観,日本列島の誕生と流域の形成過程,近年の河川環境の変化とその要因分析
降水,水循環と流出現象,1回,気象に関する基本的事項,降雨の水文統計解析の基本事項,降雨の流出過程と流出解析法の基礎
河川洪水流と土砂輸送,2回,様々な川の流れ,河川洪水流のシミュレーション手法と適用例,河川の土砂輸送に関する基本的事項,河川地形とその分類,河床・河道変動シミュレーション,土砂の生産・貯留・流出
環境流体シミュレーション,1回,河川・湖沼の環境流体シミュレーション(鴨川チドリの動態と砂州地形のの関連,琵琶湖北湖の貧酸素化メカニズムと地球温暖化の影響及びその対策,三方五湖の環境と治水,ダム貯水池の堆砂シミュレーションなど)
水域生態系の構造と機能,3回,(1) 河川生態系の階層構造,セグメントごとの河川単位形状と生息場の対応関係,微生息場の類型と成因,河川生物の分布現象と調査方法 (2) 河川生態系の機能,生物多様性の意義,河川生物の生息場条件,河川における物質循環・栄養螺旋・水質浄化の諸過程,河川環境評価手法 (3)湖沼生態系の構造と機能,湖沼の成因による分類,湖沼の温度成層と循環による湖沼類型,湖沼型と生物相ならびに物質循環の関係,ダム湖生態系の特徴
河川・流域計画(治水計画等),3回,(1) 近年の豪雨災害の事例,河川法と流域計画策定(河川整備基本方針,河川整備計画など)のプロセス,治水計画策定手順の詳細 (2) 氾濫解析とハザードマップ,超過洪水対策と総合治水,中小河川の諸問題と河道計画,河道・低水路設計論・河川構造物(堤防・水制等) (3) 治水経済調査の方法,治水,利水,環境保全,空間利活用を評価軸とした問題意識調査と経済評価法(コンジョイント分析,CVMなど)
河川・流域計画(河川環境計画等),3回,(1) 河川整備計画における環境計画,正常流量の設定手順,多自然川づくり,河川における自然再生事業の現状と課題,事業アセスと計画アセス (2) 河川構造物の類型と機能,貯水ダムの環境影響と軽減策,選択取水による水質水温管理,清流バイパス,河口堰の機能と構造,河口堰の環境影響と軽減対策 (3) 総合土砂管理の考え方,土砂災害対策,透過型砂防施設による環境砂防,貯水ダムの堆砂とアセットマネージメント,排砂・置土と環境影響・効果,環境資源としての土砂動態
学習達成度の確認(フィードバック),1回,本講義の内容に関する到達度を確認する.
成績評価の方法・観点 成績評価は、期末試験を重視するが、出席、講義中のクイズ、レポート等も勘案して総合的に行う.
履修要件 水理学、水文学、生態学の基礎知識を必要とするが,必要に応じて本講義でも説明する.2回生時に水理学を習得済みであることが望ましい.
授業外学習(予習・復習)等 配布資料を予習・復習に活用すること.
教科書
  • 教材はプリント配布