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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 物理工学科 放射線計測学

放射線計測学

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科目ナンバリング
  • U-ENG25 35174 LJ53
  • U-ENG25 35174 LJ72
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 水2
教員
  • 土田 秀次(工学研究科 准教授)
授業の概要・目的 放射線(イオンや電子などの荷電粒子線、X線やγ線などの光子線、中性子線)の計測法について、放射線と物質との相互作用、計測に用いる各種放射線検出器の動作原理や計測技術等を述べる。本講義の目的は、様々な分野への放射線利用において放射線計測の重要性を理解することである。
到達目標 放射線の性質及び物質との相互作用に関する基本的事項と放射線検出器の基本的な動作原理や測定技術を理解することにより、放射線の安全な取扱い等について学修する。
授業計画と内容 (1)放射線計測の概要【1週】
本講義の全体的な概要を説明する。具体的には、放射線の性質、放射線計測の概要(測定の種類や計測回路の基本構成)、検出器の概要及び放射線計測で用いる単位などについて説明する。

(2)光子線の性質【1週】
光子線(X線・γ線)の性質及び物質との相互作用(相互作用過程とその断面積、減衰など)に関連した基本的事項を説明する。

(3)荷電粒子線の性質【1週】
荷電粒子(イオン、電子)の性質及び物質との相互作用(相互作用過程、エネルギー損失、飛程など)に関連した基本的事項を説明する。

(4)中性子線の性質【1週】
中性子の性質、物質との相互作用(相互作用過程、核反応など)に関連した基本的事項を説明する。

(5)放射線検出器【4週】
放射線検出器(ガス入り検出器、半導体検出器、シンチレーション検出器、その他の検出器)の基本的な動作原理を述べるとともに、放射線の種類に応じた検出器の検出原理及び基本特性等を解説する。

(6)放射線計測技術【1週】
放射線計測の基本構成(放射線のエネルギー計測や時間計測をする場合の構成など)、計測回路(モジュールの種類とその役割)及び計測回路の信号処理などについて説明する。

(7)放射線のスペクトルの測定【2週】
荷電粒子線、γ線、中性子線などのエネルギースペクトルの代表的な測定法について説明する。

(8)放射線計測の定量【1週】
放射線計測の定量に関わる基本的事項について解説する。具体的には、絶対測定と相対測定との違い、検出効率、立体角などを説明する。

(9)放射線計測における統計【2週】
放射線計測に用いる統計学(確率分布及び誤差伝播など)を説明する。

(10)総括【1週】
本講義の全体のまとめを行うとともに、放射線計測を基礎とした放射線の安全な取扱いについて考察する。
成績評価の方法・観点 筆記試験の成績により評価する。
履修要件 原子物理学
授業外学習(予習・復習)等 講義中に配布する演習問題及び参考書等を用いて行う。
教科書
  • 特に定めない
参考書等
  • ニコラス・ツルファニディス著 阪井英次訳 放射線計測の理論と演習(上、下巻)現代工学社など ibid{}{TW86012413} ibid{}{BB01056431}