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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 物理工学科 生物物理学

生物物理学

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科目ナンバリング
  • U-ENG25 35096 LJ57
  • U-ENG25 35096 LJ68
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 松本 智裕(生命科学研究科 教授)
  • 櫻井 良憲(複合原子力科学研究所 准教授)
  • 高田 穣(生命科学研究科 教授)
  • 原田 浩(生命科学研究科 教授)
授業の概要・目的 この授業では、(1)遺伝子レベル、(2)細胞・組織レベル、(3)個体レベルでの放射線や放射線類似作用物質による生物影響に関して、生物学および物理学双方の観点から、講義形式で学ぶ。
到達目標 放射線等の遺伝子・細胞・人体への作用・影響について生物学・物理学の双方からアプローチし、それらの機構を理解する。
授業計画と内容 放射線に関する基礎物理,1回,放射線の種類、相互作用、発生法等に関する物理的基礎事項について概説する。
物理的線量,2回,吸収線量、照射線量、カーマ等の放射線の物理量、ならびに、それらの計測・評価法について解説する。
生物学的線量,1回,生物影響を考慮した放射線の量について、考え方、定義、単位の解説を行う。あわせて、マイクロドジメトリについても解説する。
生物・生命の生物学的基礎,1回,生体を構成する細胞・組織・器官に関する基礎事項、特にゲノムや染色体に重点をおいて概説する。
放射線による殺細胞効果,1回,放射線による細胞死の様式と、放射線の殺細胞効果に影響を及ぼす諸因子を概説する。
放射線の分子レベル応答,1回,放射線による分子レベルの応答について概説する。
細胞分裂とチェックポイント,1回,チェックポイント機構の発動による細胞周期制御と細胞死誘導について概説する。
DNAの損傷・修復機構,1回,紫外線・放射線にDNA損傷の修復機構について述べる。特に、感受性の高い遺伝病の細胞と正常細胞を比較することにより得られた分子レベルの知見について紹介する。
DNAの修復と疾患,1回,DNA損傷により誘導される細胞死、発がん、ならびに放射線に高感受性の遺伝病について解説する。
発がんと放射線,1回,発がん機構の最新知見を概説し、放射線との関連性について述べる。
放射線の生体影響と防護,1回,個体レベルで放射線影響の線量・効果関係を、原爆被ばく者などのデータから解説する。
放射線障害と防護体系,1回,放射線による確定的影響と確率的影響、また過去の被ばく事故と放射線の防護体系について解説する。
放射線と人類,1回,放射線診断、放射線治療、放射線事故、被曝医療等に着目して、放射線と人類の関わりに関して概説する。
学習到達度の確認,1回,本講義の内容に関する到達度を確認する。
成績評価の方法・観点 複数回のレポートに対する評価、および出席状況により成績を評価する。
履修要件 放射線の相互作用に関する基礎知識を有していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 放射線の相互作用について復習しておくこと。
各回の内容について上記の参考書等を用いて予習しておくこと。
教科書
  • 特に定めない。講義ごとにプリントを配布する。
参考書等
  • 近藤宗平:人は放射線になぜ弱いか第3版(講談社) isbn{}{4062572389} 大西武雄:放射線医科学 新版(医療科学社) isbn{}{9784860034818} 小松賢志:現代人のための放射線生物学(京都大学学術出版会) isbn{}{9784814000845}