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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 工学部 工業化学科 基礎無機化学[T17,T18]

基礎無機化学[T17,T18]

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科目ナンバリング
  • U-ENG27 27104 LJ60
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 金2
教員
  • 阿部 竜(工学研究科 教授)
  • 高井 茂臣(エネルギー科学研究科 准教授)
授業の概要・目的 化学が関与するあらゆる分野で、研究者および技術者として活躍するために必要な無機化学の基礎として、原子、分子の構造、無機固体の化学結合と構造について講述する。
到達目標 無機化学の基礎となる原子の構造、イオン結合、共有結合、電気陰性度、分子の構造、基本的な結晶構造について理解する。
授業計画と内容 原子構造(1章),4回
元素の起原、存在比および分類について概観したあと、原子の電子軌道の量子力学的表現法、原子軌道を概説し、多電子原子を取り扱う上での軌道近似法、構成原理について述べる。原子の性質を特徴づける原子半径およびイオン半径、イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度などを解説し、これらの原子パラメーターが元素の性質の周期性とどのように関係しているのかを講述する。

分子構造と結合(2章),5回
結合電子対に基礎を置くルイス構造、形式電荷、酸化数、共鳴、また分子の構造と結合の特性(結合長さと強さ)との関係について述べる。次に、まず原子価結合理論について説明を行い、続いて分子軌道論による結合様式、結合次数の表現、共鳴、軌道の重なり、混成軌道などの概念を2原子分子、多原子分子を対象に解説する。

単純な固体の構造(3章),5回
多くの無機結晶の構造は、原子やイオンを球とみてそれらを充填したモデルによってうまく説明できる。結晶構造の記述に必要な結晶格子、球の最密充填構造の概念を説明する。金属元素や合金の構造を説明したあと、とくにイオン性固体について、その特徴的な構造、陽・陰イオンの大きさの比が結晶構造に及ぼす影響、格子エンタルピーの概念ならびにそのイオンモデルおよび熱力学データからの計算法、格子エンタルピーから導かれるいろいろな結果などについて述べる。さらに固体の電子構造と電気・電子物性との関係について述べる。

学習到達度の確認,1回
本講義の内容に関する理解度を確認する。
成績評価の方法・観点 定期試験の成績による。
【評価方針】
到達目標について、工学部の成績評価の方針にしたがって評価する。
履修要件 入門程度の物理・化学の知識を要する。
授業外学習(予習・復習)等 講義の前に教科書を読んで予習するとともに、講義の終了後には教科書の練習問題を解くなどの復習を行うこと。
教科書
  • シュライバー・アトキンス 無機化学第6版(上)(Mark Weller他著:田中勝久・高橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進 訳、東京化学同人、2016、ISBN:978-4-8079-0898-1) isbn{}{9784807908981}
実務経験のある教員による授業
  • 分類:

    実務経験のある教員による実務経験を活かした授業科目

  • 当該授業科目に関連した実務経験の内容:

    独立行政法人産業技術総合研究所 4年

  • 実務経験を活かした実践的な授業の内容:

    産業技術総合研究所において、基礎的な立場からのみならず、企業との共同研究など実用化に近い立場において無機化学関連の研究を実施した経験を活かした講義を実施する。