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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 生物科学系教室 分子生物学II 分子生物学II

分子生物学II 分子生物学II

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科目ナンバリング
  • U-SCI00 22703 LJ69
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 2回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 月2
教員
  • 石川 冬木(生命科学研究科 教授)
  • 上村 匡(生命科学研究科 教授)
  • 望月 敦史(ウイルス・再生医科学研究所 教授)
授業の概要・目的  前期開講の分子生物学Iで学んだ知識に基づいて、細胞や生体が示す生理機能や病的状態がどのように分子レベルで理解されるのかを講義する。複雑な高次生命現象を対象とする分子生物学の発展を、その黎明期から現在の最先端の研究成果にいたるまでを概説する。個々の事例の説明にとどまらず、それらに共通する分子生物学的アプローチを理解することを目的とする。
到達目標  生物が必要とする恒常性の維持、その破綻による疾病や老化がどのようにおこるのかを遺伝子、分子、細胞、個体、集団の言葉で理解できるようになる。現代分子生物学がどのような考え方や技術の革新によって発展してきたのかを知る。
授業計画と内容 【発がん1】(石川教員)
正常細胞と比べたがん細胞の特徴とともに、正常細胞に複数の体細胞突然変異が生じてがん細胞が成立・悪性化することを解説する。
【発がん2】(石川教員)
がん遺伝子、がん抑制遺伝子、細胞周期チェックポイントを解説する。
【代謝と老化、がん1】(石川教員)
解糖系、TCAサイクル、電子伝達系、酸化的リン酸化、発酵を解説する。
【代謝と老化、がん2】(石川教員)
老化の活性酸素仮説、複製老化、がん細胞における代謝のリモデリングを解説する。
【ゲノム解析と生物学1】(石川教員)
次世代シーケンサーによるゲノム解読、トランスクリプトーム解析、クロマチン免疫法によるDNA結合タンパク質の局在マッピングを解説する。
【ゲノム解析と生物学2】(石川教員)
がん生物学に関して次世代シーケンサーにもとづく最近の発展と分子標的薬剤を解説する。
【シグナル伝達1】(望月教員)
核内受容体を介したシグナル伝達について解説する。
【シグナル伝達2】(望月教員)
7回膜貫通型受容体を介したシグナル伝達について解説する。
【シグナル伝達3】(望月教員)
プロテインキナーゼAを中心とした経路、およびプロテインキナーゼCを中心とした経路について解説する。
【シグナル伝達4】(望月教員)
1回膜貫通型受容体を介したシグナル伝達について解説する。
【シグナル伝達5】(望月教員)
シグナル伝達系のフィードバック制御とダイナミクスについて、数理解析を交えて解説する。

【モデル生物および非モデル生物を用いた研究例と技術革新】(上村教員)
モデル動物を用いて解明された生命現象の制御機構と、非モデル生物を用いた研究から誕生した技術革新を解説する。
【細胞間コミュニケーション1】(上村教員)
動物の発生と発がんの研究から発見されたWnt シグナリングを解説する。
【細胞間コミュニケーション2】(上村教員)
Wnt シグナリングによる幹細胞の制御機構を解説する。

【フィードバック】
以上、全15回
履修要件 前期講義科目である分子生物学Ⅰを履修することが望ましい(必修ではない)。
授業外学習(予習・復習)等 初回講義時に配布する講義予定表に、各回講義内容と上記教科書の対応する章番号を示すので、該当部分を読んで予習する。講義後は、教員が行った講義内容を理解しているか再確認する。
教科書
  • 教科書 ●京大初!フロンティア生命科学(講談社)京都大学大学院生命科学研究科編(2018)
参考書等
  • ●Essential細胞生物学 第4版 Bruce Alberts他 南江堂 Essential Cell Biology, Bruce Alberts et al., Garland Science(2018, 6th ed.) ●細胞の分子生物学 第6版 Bruce Alberts他 ニュートンプレス Molecular Biology of the Cell, Bruce Alberts et al., Garland Science(2015, 6th ed.)