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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 地質学鉱物学教室 地球惑星科学特別講義(地質)5 地球惑星科学特別講義(地質)5

地球惑星科学特別講義(地質)5 地球惑星科学特別講義(地質)5

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科目ナンバリング
  • U-SCI00 17505 LJ58
開講年度・開講期 2020・前期集中
単位数 1 単位
配当学年 4回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 井上 徹(非常勤講師)
授業の概要・目的 地球内部の様子は主に地震学的観測により明らかにされてきている。しかしながら観測ではその観測量に付随する地球内部物質の物性値の情報が観測されているに過ぎない。その観測量からどのような「物質(鉱物)」が地球内部に存在するか知るためには、実験室内での「高温高圧実験」が必要不可欠である。本講義では、地球の構成物質とその高圧相転移現象及びその地球深部での挙動、さらには地球深部での水の影響の重要性について、「高温高圧実験」によって明らかにされた知見を基に解説する。本講義の目的は、物質科学的な側面から地球内部像を理解することである。
到達目標 地震学的観測から得られている物性値や不連続面について理解し、物質との関係について理解できる。地球の組成について、宇宙の元素存在度や表層でのマントルカンラン岩の組成から平均的なマントル組成はどのように推定されうるか理解できる。高圧実験の基礎について理解できる。重要なマントル鉱物の高圧相平衡図と出現する高圧相の特徴について理解できる。高圧相転移の熱力学の基礎を理解できる。地球内部における水の重要性について理解できる。高圧実験から得られたデータを基に、地球内部への応用例が理解できる。
授業計画と内容 第1回 固体地球の内部構造 -地震学的情報と地球内部物質の物性値との関係、地震学的不連続面ー
第2回 地球の構成元素・構成物質 -宇宙の元素存在度、マントルの組成・構成物質ー
第3回 高圧実験 -高圧発生装置、急冷回収実験・放射光X線その場観察実験・中性子実験ー
第4回 鉱物の高圧相転移 -カンラン石及び輝石ーザクロ石系ー
第5回 高圧相転移の熱力学
第6回 地球深部物質における水の影響 -高圧含水相、マグマの生成ー
第7回 地球深部のダイナミクス -沈み込むスラブの挙動ー
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 特になし
教科書
  • 「地球ダイナミクス」,井上徹 「第9章 地球内部の物質科学」, 山本明彦 編, (朝倉書店), ISBN:ISBN:9784254160673
参考書等
  • 地球惑星物質科学, 鳥海光弘・河村雄行・大野一郎・赤荻正樹・川嵜智佑・須水洋, (岩波書店), ISBN: ISBN: 4000107259