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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 地質学鉱物学教室 地質科学野外巡検IB 地質科学野外巡検IB

地質科学野外巡検IB 地質科学野外巡検IB

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科目ナンバリング
  • U-SCI00 33535 FJ58
開講年度・開講期 2020・後期集中
単位数 2 単位
授業形態 実習
配当学年 3回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 集中
教員
  • 平島 崇男(理学研究科 教授)
  • 山路 敦(国際高等教育院 教授)
  • 田上 高広(理学研究科 教授)
  • 成瀬 元(理学研究科 准教授)
  • 堤 昭人(理学研究科 准教授)
  • 松岡 廣繁(理学研究科 助教)
  • 河上 哲生(理学研究科 准教授)
  • 佐藤 活志(理学研究科 准教授)
  • 苗村 康輔(理学研究科 特定助教)
授業の概要・目的  西南日本の地質を代表する模式地を見学し、座学で学んだ地球科学的知見や現象に野外で直に触れることによって、主要な地球科学的現象の判別方法を体得するとともに、その成因について考察を加える演習を行う。すなわち「百聞は一見に如かず」の実践を行うことにより、座学で学んだ知識の実体化を目指す。 
 授業の性格上、本授業は週末に実施することが多い。
 主な見学対象は以下のとおりである:
 ・付加体の堆積岩
 ・付加体堆積物と海洋地殻物質起源の変成岩や変形岩
 ・火成岩体
 ・断層
 など

 天候などの状況によって延期・中止になることがあるので、掲示板等を注視すること。

到達目標  地層や岩石・鉱物には、固体地球そのものについてはもちろんのこと、これに接する大気・海洋・生物圏の46億年にわたる挙動についての情報が含まれている。地質科学野外巡検IBでは、講義室で学んだ地球科学上重要な事象を、野外で見学・観察し、それらの判別方法を体得し、Field Scientistとしての基本能力を習得する。
 また、多様な地球惑星科学の研究目的に適した岩石・鉱物・堆積物・化石などの採集方法の基礎技術を習得する。
授業計画と内容 見学対象と実施日数は以下の通りである(天候などの状況により変更の可能性あり):
a) 和束・笠置巡検(日帰り)(河上・堤ほか)
 未変成付加体堆積物(丹波帯)が変成した付加体(領家帯)。地域北部では、未変成岩が変成岩に漸移する様子を、地域南部では部分溶融過程を野外で観察する。
b) 四国横断巡検(3泊4日)(平島・河上・堤・佐藤・苗村ほか)
 中・新生界の付加体堆積岩と付加体に伴う火成岩類(四万十帯),蛇紋岩構造帯の
岩石群(黒瀬川帯),付加体堆積物起源の高圧型変成岩(三波川変成帯)。未変成付加体が高度変成岩に移り変わる様子の観察と西南日本外帯の重要な地体構造を実地で理解することを目指す。
c) 白浜巡検(1泊2日)(成瀬・佐藤・松岡)
  中新世の堆積岩と堆積構造を田辺層群で観察し、堆積学ならびに古環境復元のための理解を深める。
d) 断層巡検(日帰り) (堤・河上・田上ほか)
 花崗岩(領家帯)中の断層を見学し、断層岩の変形構造について理解を深める。
履修要件  この授業は講義室で学んだ内容(座学)を、実地に野外で観察し、その実態を各自が理解することに意義がある。そのため、地球科学関連講義を事前に履修しておくこと。
 野外調査では、室内実験では起こり得ない多様な危険と隣り合わせである。現地では安全確保のためにヘルメットの着用を義務づけている。ヘルメット・ゴーグルなどの安全用具やハンマー等の野外調査用具の貸与を希望する場合は、巡検担当者に実施日以前に申し出ること。さらに、万一の事故に備えて、各自の責任で学生傷害保険等に加入し、事故にあった時の保障体制を担保しておくこと。
授業外学習(予習・復習)等  野外巡検に際して事前に配布される資料を事前に自習しておくこと。必要に応じて文献調査を指示する。
 野外では、観察対象を注意深く観察し、簡潔なスケッチを行うとともにスケール付きの写真撮影を勧める。そのため野帳(Field note)は必ず持参すること。