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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 地質学鉱物学教室 地球惑星史基礎論 地球惑星史基礎論

地球惑星史基礎論 地球惑星史基礎論

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科目ナンバリング
  • U-SCI00 33544 LJ58
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 火2
教員
  • 生形 貴男(理学研究科 教授)
  • 田上 高広(理学研究科 教授)
  • 伊藤 正一(理学研究科 准教授)
授業の概要・目的 概要
地球は,固体地球と水圏・気圏・生物圏が相互に関係し合いながら進化してきた。本講義では,地球が誕生する以前の太陽系の形成と進化,および地球の歴史とその進化の方向を決定づけた主要なイベントについて講述する。講義の前半では,地球の歴史を解明するために必要な,地層や岩石に年代の目盛りを入れる手法と年代測定法の原理,さらには得られた年代値の意味を講述する。講義の後半では,地球進化の概要と各地質時代毎に歴史の変換点となった重要なイベントについて学ぶ。

目的
地質学の基礎となる,層序学の基本原理,地層区分の仕方,年代層序の組み立て方を理解するとともに,地層や岩石に年代の目盛りを入れる様々な手法の基本的原理と各々の問題点を習得する。また地球の誕生と進化史の概要に関する知識を習得し,固体地球と水圏・気圏・生物圏が相互に関係し合いながら地球は進化してきたことについての理解を深める。さらに太陽系の起源に関する物質化学的データと,それを応用した様々な地球惑星形成モデルの概要を知る。
到達目標 太陽系の起源と地球の進化を理解する上で必要となる概念,学説の概要を習得する。また地球史を構築するのに不可欠な考え方や手法・技術についての基礎的な知識を得る。さらに,この総合的な科目を学習することで,地球惑星科学の諸分野の相互関係を理解し,より専門的な科目の学習にたいするモチベーションを高める。
授業計画と内容 1. 層序学の基礎:層序区分と対比,岩相層序,生層序など[生形]
2. 放射年代学の基礎:放射年代の算出,閉鎖系と閉鎖温度など[田上]
3. 放射年代学の応用:年代測定法の概観,K-Ar法,Rb-Sr法,U-Th-Pb法など[田上]
4. 標準層序と層序単元の命名:年代層序と地質年代,GSSP,模式層,地層命名法など[生形]
5. 同位体層序学:地球システムと様々な同位体分別,炭酸塩の酸素同位体など[田上]
6. 古地磁気層序学:地球磁場の概要,地球磁場の逆転,磁気年代尺度など[田上]
7. 太陽系の起源:太陽系形成標準モデルと太陽の化学組成,隕石学など[伊藤]
8. 初期地球 (1):固体地球の形成と分化(分配係数,元素分配,地球の成層構造など)[伊藤]
9. 初期地球 (2):大気と海洋の誕生と進化(大気の年代,海洋の化学進化など)[伊藤]
10. 先カンブリア時代:生命の誕生,光合成開始と縞状鉄鋼層の形成,大酸化事変,全球凍結,後生動物の出現など[生形]
11. 古生代:オゾン層の発達,イアペタス海の消滅,ゴンドワナ氷河期,パンゲアの形成,ペルム紀末大量絶滅など[生形]
12. 中生代:三畳紀末大量絶滅事変,パンゲアの分裂と温暖化,海洋無酸素事変,白亜紀末大量絶滅など[生形]
13. 新生代(古第三紀,新第三紀):暁新世末温暖化事件,段階的寒冷化,メッシニア事変,人類の出現など[生形]
14. 新生代(第四紀):氷期・間氷期サイクル,ミランコビッチ周期,ヒトの出現,縄文海進など[生形]
15. 定期試験
履修要件 地球惑星物質科学基礎論,地球科学表層プロセス基礎論,地球科学内部プロセス基礎論を同時に履修することを強く勧める。
授業外学習(予習・復習)等 授業中に指示されるテキストや資料を読んで自習すること。
教科書
  • 授業中に適宜プリントを配付する。
参考書等
  • 年代測定概論, 兼岡一郎, (東京大学出版会), ISBN: ISBN:9784130607223
  • 要説地質年代, J.G.オッグ・G.M. オッグ・F.M.グラッドシュタイン, (京都大学学術出版会), ISBN: ISBN:9784876985999
  • 生命の惑星:ビッグバンから人類までの進化, C.ラングミューアー・W・ブロッカー, (京都大学学術出版会), ISBN: ISBN:9784876985418