コンテンツに飛ぶ | ナビゲーションに飛ぶ

  • 日本語
  • English
 
現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 理学部 宇宙物理学教室 天文学概論 天文学概論

天文学概論 天文学概論

JA | EN

科目ナンバリング
  • U-SCI00 22300 LJ56
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 2回生以上
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 木2
教員
  • 嶺重 慎(理学研究科 教授)
授業の概要・目的 天文学は最も古い学問の一つであると同時に,テクノロジーの発展とともに特に20世紀後半から目ざましい発展をとげている新しい学問でもある。かつては地上からの可視光観測が宇宙を調べるほぼ唯一の方法だったが,いまや全波長の電磁波やその他の手段による観測が可能となっている。また,計算機の急速な発展も,天体現象の理解進展に大きく寄与している。その結果得られた宇宙像を,太陽から恒星・惑星系・コンパクト天体、銀河系・系外銀河・宇宙論に至るまで,物理学を中心とする他の学問との関わりに言及しつつ解説する。授業においては、個々の細かい観測事実の羅列を避け,宇宙の活動性や進化の過程を各自が自分の頭で考え,理解を深めることに重点を置く。最終的には,宇宙の学びを通して,わたしたちが今,ここにいることの意味を科学的に深く理解することを目指す。
到達目標 ・雑多な知識というよりも、天文学的な考究のし方(オーダー評価、基礎過程の吟味から方程式をたてるまでのプロセス、不安定性と活動性との関係)を理解する。
・課題(レポート)に対して自主的に、かつ(たとえ未完成であっても)オリジナルな考えをもつ能力を養う。
・将来、どの分野に進むことになろうとも、講義であつかった内容が活かすことができるだけの基礎知識を習得する。
・わたしたちが,今,ここにいることの意味を,各自それぞれの問題意識において科学的に理解する姿勢を身につける。
授業計画と内容 次の内容についてそれぞれ1~3回ずつ、計14回の講義(と試験とフィードバック)をする。受講者の背景や理解の仕方の状況に応じて回数を決める。
1.はじめに(宇宙科学を学ぶ意義、学ぶための準備)
2.太陽(太陽概観、太陽のエネルギー源と内部構造、太陽大気構造)
3.恒星(いろいろな恒星、恒星内部の原子核反応、恒星進化、恒星形成)
4.コンパクト天体(白色矮星、中性子星、ブラックホール)
5.惑星(太陽系惑星と衛星、太陽系小天体、太陽系外惑星)
6.銀河系と銀河宇宙(星間物質、銀河系の姿、様々な銀河、活動銀河)
7.現代の宇宙論(膨張宇宙、構造形成論、宇宙初期元素合成)
それぞれ、最初に画像などを使って概要を示した後、基本事項を板書で説明する。
第15回 フィードバック
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 予習の必要は必ずしもないが、講義では(多くの学生にとって)新しい考え方が随所にでてくるため、その積み重ねとなる後半の講義を理解するために、毎週30分程度の復習することが望ましい。
教科書
  • ファーストステップ 宇宙の物理, 嶺重 慎, (日本評論社), ISBN:978-4-254-13125-3
  • 宇宙科学入門 第二版, 尾崎洋二, (東京大学出版会), ISBN:978-4-13-062719-1
参考書等
  • 宇宙と生命の起源~ビッグバンから人類誕生まで, 嶺重慎・小久保英一郎(編著), (岩波書店), ISBN: ISBN:4-00-500477-6
  • 宇宙と生命の起源2~素粒子から細胞へ, 小久保英一郎・嶺重慎(編著), (岩波書店), ISBN: ISBN:978-4-00-500777-6