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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経済学部 特殊講義 特殊講義-厚生経済学

特殊講義-厚生経済学

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科目ナンバリング
  • U-ECON00 30511 LJ43
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
配当学年 3,4回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 火2
教員
  • 岡 敏弘(公共政策大学院 教授)
授業の概要・目的 環境の価値評価や、公共政策の費用便益分析や、世代を超えた分配や、環境政策の手段選択といった問題を論ずるための厚生経済学的基礎をする。福祉基準、WTPかWTAかの選択、非自発的リスクの評価、生態系の価値評価、長期割引率の選択、不確実性の扱いといった問題で、厚生経済学的基礎を欠いたやみくもな計測とか、適用できない対象への手法の適用とかといった落とし穴にはまるのを防ぐ知識を身につけるのが、この授業の目的である。
到達目標 補償原理に基づく新厚生経済学の射程と限界を深く認識し、応用できること。
授業計画と内容 1. 補償原理と新厚生経済学(1~2回目)
 ・マーシャル・ピグーの厚生経済学
 ・補償原理、効用、便益、補償変分と等価変分、WTPとWTA
2. 補償原理をめぐるパラドックス(3~4回目)
 ・シトフスキー・パラドックス
 ・ボードウェイ・パラドックスと費用便益分析
3. コースの定理と逆パラドックス(5~6回目)
 ・コースの定理と所得効果、取引費用
 ・アメニティ権、効率性の限界
4. 効率と衡平(7~8回目)
 ・リトルの基準
 ・倫理に基礎を置く厚生経済学
5. 便益・費用計測における諸問題(9~10回目)
 ・WTPとWTAとの乖離
 ・自然の価値計測における支払手段
6. 確率的生命の価値(11~12回目)
 ・生命の価値評価とリスク
 ・自発的リスクと非自発的リスク
7. 不確実性の経済学(13~14回目)
 ・期待効用理論とプロスペクト理論
 ・一般化された期待効用理論と序数主義
8. まとめ(15回目)
成績評価の方法・観点 定期試験
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等  
参考書等
  • 岡敏弘(1997)『厚生経済学と環境政策』岩波書店。その他、読むべき論文を授業中に指示する。