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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経済学部 専門科目Ⅱ 比較経済システム論

比較経済システム論

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科目ナンバリング
  • U-ECON00 30405 LJ43
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 金1
教員
  • 溝端 佐登史(経済研究所 教授)
授業の概要・目的 比較経済システム論はもともと資本主義経済システムと社会主義経済システムの体制比較を主たる研究対象としてアメリカで発展したものである。しかし、社会主義諸国の体制転換とグローバル化の流れの中で、また研究方法として比較制度分析の浸透および分析対象の市場経済の多様性によって、異なる経済システム、異なる組織・制度研究のための新しい学問領域として再編され、発展している。経済システムの捉え方と比較の基準を理解し、現実の経済システムを比較検討すること目的とする。
到達目標 経済システムに関する理論を理解し、比較研究の手法を習得する。また、現実の世界経済の多様な経済システムを理解し、理論と現実の相関を考察する。
授業計画と内容 比較経済システム論に関して、3つの課題が提起されている。第1に、経済理論と実証研究において、多様な経済システムが存しており、それは資本主義のなかでの型の違いをも含んでいる。資本主義(市場経済)多様性論がその所産になる。第2に、経済システムの組織的な配列や制度のあり方は経済理論の最先端に位置づけられており、それを明らかにする素材が提供されている。比較制度分析がその所産になる。第3に、市場経済移行は途上国の開発政策のあり方を含め、ひとつの新しい経済システム研究の課題になっている。次の講義体系を予定している。
1. 比較経済システム論の課題
2. 経済システムの考え方
3. 市場経済システムの理論
4. 計画経済システムの理論
5. 比較経済システム理論の進化
6. 資本主義経済システムの現実と多様性
7. 欧州型モデル・福祉国家の進化
8. Varieties of Capitalism, now
9. 社会主義経済システムの現実と多様性
10. アジア型経済システム:開発・市場・制度
11. 経済システムの変動:新興市場論から
12. 経済システムの動態:ミクロ経済学から
13. 経済システムの動態:比較制度分析から
14. 市場移行論の動態:マクロ・ミクロ・国際政治経済学から
15. グローバル化のなかでの経済システムの多様性
成績評価の方法・観点 試験およびレポート
履修要件 基礎的な経済理論、世界経済論を履修していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)等 教科書は事前に読んでおき、レポートの準備も早期に開始すること。
教科書
  • 資本主義の本質について, J.コルナイ(溝端他訳), (NTT出版),
  • 国際比較の経済学, S.コーヘン(溝端他訳), (NTT出版),