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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経済学部 専門科目Ⅱ 経済政策論

経済政策論

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科目ナンバリング
  • U-ECON00 30401 LJ43
開講年度・開講期 2020・後期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 3,4回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 火1
教員
  • 黒澤 隆文(経済学研究科 教授)
授業の概要・目的  この授業では,グローバル化や経済構造の変化の下での今日の経済政策的な課題と,経済政策の理念・目標・手段について,歴史的なアプローチ(視点)を用いて検討を行う。「経済政策論」は,ミクロ・マクロの経済理論の応用科目と位置づけられることが多いが,本講義ではむしろ,各国の経済社会の歴史的・制度的な背景,経済主体の行為と制度の相互作用,国内外の政治力学と国際経済秩序の関係を学びつつ追体験し,社会科学的基礎概念の応用の基礎トレーニングを積む科目と位置づける。実験科学の対象とは異なり条件を一定にして仮説検証を行いえない政策的な問題について,「文脈と構造」を把握する歴史的な視点で接近する。
なお授業は講義形式ではあるが予習を前提とし,討論(グループ・全体)も組み込んだインタラクティヴな,部分的に演習の要素を含むものとする。
到達目標 経済学および隣接の社会科学の基礎概念を用いて現実の経済政策的な課題について論点を整理する能力,および,政策理念・目的,政策手段について基本的な選択肢を把握しうる能力を習得する。現実社会の政策的な問題について,自ら「どのような観点で考えたらよいか」を把握できる能力を獲得する。
授業計画と内容 1. 政策論の課題と方法
2. グローバル経済と国民経済
3. グローバル経済と多国籍企業
4. グローバル経済と経路依存
5. グローバル経済と地域間分業
6. 産業政策の論理と系譜
7. 市場・政策とイノベーション
8. 政府と市場機構:競争政策
9. 市場=競争力モデルの歴史的類型
10. 市場と社会:格差と政策
11. 市場と社会:雇用システムと競争力
12. 市場と社会:福祉システムと競争力
13. 事例分析
14. 歴史からみたマクロ政策
15. 総括
成績評価の方法・観点  成績評価の方法は,定期試験〔50%〕と平常点〔50%〕による。定期試験は,講義で実例を示すケース分析を自ら実践する形の出題形式とする。平常点は,a.授業中の発言や討論への貢献度,b. 毎回の提出物の水準による。
 評価の観点は,1)経済学や隣接の社会科学の基礎概念を,現実の複雑な事象に応用する能力の習得度,および,2)歴史的文脈と構造を把握し,その把握を,現実の経済政策的な課題や政策的対応に応用し理解する能力の習得度による。
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 上記の予習は必須である。また『日本経済新聞』を毎日読んだ上で受講すること。
教科書
  • 講義には市販の教科書は使用せず,事前に毎回配布するケース資料を用いて講義を行う。配布方法については,講義開始前に下記URLを参照すること。(現在のところデジタル媒体での配布は予定していない)。この講義資料は10~20ページの長文形式とする。各自の自主学習を促すため,理論の適用結果や事例の特定の解釈を示すことは避けたものとする。受講者はこの資料を読み,不明な点を自ら調べ,どのような解釈をし,またいかなる論点を立てることができるか考察した上で講義に臨むこと。
関連URL
  • http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~kurosawa/