演習(4回生)
JA | EN
科目ナンバリング |
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開講年度・開講期 | 2020・前期 |
単位数 | 2 単位 |
授業形態 | 演習 |
配当学年 | 4回生 |
対象学生 | 学部生 |
使用言語 | 日本語 |
曜時限 | 水5 |
教員 |
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授業の概要・目的 | 経営における人間的側面の問題に特化したリサーチの実践を行う。関連する文献を輪読した後、チームもしくは個人で独自の切り口から問題の設定を行う。先行文献を参照しながら新たな発見につながる理論や仮説を考え、サーベイや実験、フィールドワークなどを通じた実証調査を行い、論文を執筆する。論文その他の成果を、懸賞論文やコンテストに応募するなど、なんらかのかたちで外部に発信する。 。 |
到達目標 | 経営における「ヒト」の問題に関する分野(組織行動論・人的資源管理論など)の知識を身に着ける。 英語文献を含む文献読解能力を身に着ける。 リサーチを実践するための問題設定能力、仮説構築能力、論理的・科学的思考、仮説検証力を身に着ける。 リサーチプロジェクトの実践を通じて、プロジェクトマネジメントの能力を身に着ける。 プレゼンテーション能力、論文作成能力を身に着ける。 |
授業計画と内容 | 1.おおまかなリサーチテーマを設定し、関連する文献(和文および英文)を輪読する。 2.基本的なリサーチ手法、データ分析手法、論文執筆の方法について、具体的事例に基づいて学習する。 3.チームもしくは個人で具体的なリサーチ計画を立て、リサーチを実行する。 4.リサーチの結果を分析し、論文を執筆する。 5.論文および他の成果物を外部発信する。 以下に近年学生によって行われた研究例を挙げる。 - 企業が優秀な学生からの内定辞退を防ぐための内定戦略理論構築の試み - 組織における挑戦的ストレスの効果、組織における良性の嫉妬の効果 - ブラック企業の判定基準と、ブラック企業の長期的な業績の分析 - 先延ばし行動が他者に伝染するかどうかに関する研究 - ストックオプションが企業業績に与える影響、社外取締役が企業業績に与える影響 リサーチの実践については、最初は見本となる先行研究を参考にしつつ、ある程度は見よう見まねで行うことになるが、実践を通じて、リサーチを行うことの価値と重要性について肌感覚で理解できるようにする。 |
成績評価の方法・観点 | 平常点(輪読への参加、リサーチ活動、論文執筆など) |
履修要件 | 経営における「ヒト」の問題に関心があり、それに類する科目(経営組織、組織行動、人的資源管理論など)を受講することが望ましい。 統計学の知識があることが望ましい。 |
授業外学習(予習・復習)等 | リサーチの実践は主に授業外の時間に行われる。 |
教科書 |
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