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現在位置: ホーム ja シラバス(2020年度) 経済学部 入門科目 現代経済事情

現代経済事情

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科目ナンバリング
  • U-ECON00 10401 LJ43
開講年度・開講期 2020・前期
単位数 2 単位
授業形態 講義
配当学年 1,2回生
対象学生 学部生
使用言語 日本語
曜時限 水3
教員
  • 久野 秀二(経済学研究科 教授)
  • 岡 敏弘(公共政策大学院 教授)
  • 諸富 徹(地球環境学舎 教授)
授業の概要・目的 「現代経済事情」は、「入門」科目のひとつですが、経済学の特定の分野の「基礎」を学ぶわけではありません。この科目では、今日的意義をもつ現実の社会・経済問題を素材にとりあげ、入門レベルながらも、総合的・多角的な視角からの分析を試みます。問題関心を育み、社会科学的な感性と関心(=「驚嘆する能力」)を養うこと、これがこの科目の狙いです。今年度は現代経済問題を理解し解決するための手がかりを過去の偉大な経済学者の考え方に学びながら、経済の金融化や食料安全保障、地球環境問題などをトピックにとりあげて、3人の教員が講述していきます。
到達目標 日々の世界経済、日本経済、地域経済関係のニュースに関心を持ち、その内容を多様な経済学の視点から把握することができるようになるとともに、ニュースの背後にある経済事象や政策意図をイメージできる能力を養う。
授業計画と内容 以下の3部構成で授業を行う。

第1部 【諸富】 テーマ「経済学と現代経済問題」
本講義では、現代の主要な経済問題を考える素材として取り上げつつ、それらの問題をどう解決すればよいのか、過去の偉大な経済学者の考え方を振り返ることで現代的な示唆を引き出す。この講義を通じて、過去の偉大な経済学者たちの思考の枠組みがもつ可能性について、受講生の皆さんとともに考えていきたい。
 ・経済学は、経済問題をどう解こうとしてきたのか
 ・アダム・スミスからケインズ、シュンペーターまで
 ・実物経済と金融経済の関係
 ・地球温暖化問題と経済学
 ・市場と国家の関係、資本主義の未来

第2部 【久野】 テーマ「農と食から捉える現代社会」
食料不安時代の到来を受けて、農業の「多元的価値産業」としての役割があらためて注目されている。本講義では、農と食の多面的機能を捉えるための多角的で学際的な視座を提示しながら、以下の諸点について具体的に考えていきたい。
 ・食料安全保障と国際政治
 ・食料の生産から消費まで
 ・現代科学技術の光と影
 ・農業・農民・農村をめぐるパラダイムシフト

第3部 【岡】 テーマ「環境リスクと経済学」
放射能汚染と気候変動を取り上げて、標準的な経済学が得意な問題と得意でない問題があることを示し、経済学の方法論への導入とする。
 ・福島原発事故で起こったこと
 ・放射線のリスクとは何か
 ・リスクに対処する経済学
 ・その経済学が対処できない環境問題
 ・経済学への挑戦
成績評価の方法・観点 定期試験で評価する
履修要件 特になし
授業外学習(予習・復習)等 講義時に、予習復習について随時指示する。
教科書
  • ヒューマニティーズ 経済学, 諸富 徹, (岩波書店, 2009年), ISBN:978-4000283250