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021 - 箱庭の木を作る

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箱庭の木を作る

青木 健次
中川 純子

心理学専攻大学院生 M1~D3
2005年10月19日、11月2日 計7時間30分

授業の特色

箱庭療法用の木の作り方を学び、実際に作ってみる。作成の過程で木に関する自身のイメージを精査する体験をもつこと、自作のミニチュアをその後棚に並べることで生じるさまざまな感情を経験することで、箱庭療法の道具的本質に触れ、豊かにする一助とする。

授業の紹介

箱庭療法の木は緑好きの日本人にとって重要なアイテムである。しかしながら、各人の持つ木に対するイメージが多彩なためなかなか市販のアイテムのみでは満足しにくい用具のひとつである。そのため、治療者によっていろいろな形で手作りされる。ここに一つの方法を示し、実際に作ってみたい。それにより自身の木のイメージを精査する体験をもち、治療者としての感性を豊かにすることが可能となるだろう。また、イメージを精査して自作したアイテムを用具棚に並べると、使用状況に応じて治療者側にさまざまな思いが生じる。その経験も箱庭療法を行う上で貴重なものとなる。また、オンリーワンの木から、数を重ねてより普遍的な木を作ることが、イメージとの適切な距離感を醸成するものとなる。
初心者がはじめて作ると、1本につき6~7時間かかるが、熟練によって時間は短くなる。木を組み上げていく段階ではある程度集中して取り組める時間数が必要となる。また、基本形から花や実などを付加したりサイズを変えるなどの応用を施していくのも面白い。
2005年秋に学内研究会で行った研修の資料等を収録したものである。