第13回 京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」

バイオロギングサイエンス:動物目線の環境生物学 佐藤克文(東京大学海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター)

講義詳細

年度
2009年度
開催日
2009年12月11日 から 12月13日
開講部局名
東南アジア地域研究研究所
使用言語
日本語
開催場所
京都大学 時計台 百周年記念ホール

2009年12月11日(金)
開会式
1 田中耕司 (シンポジウム実行委員会委員長、京都大学地域研究統合情報センター)

セッションⅠ 海洋生物がみせる海
2 佐藤克文(東京大学海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター)
『バイオロギングサイエンス:動物目線の環境生物学』
3 高橋晃周(国立極地研究所)
『「ペンギンから見る」南極の生物学』
4 奥山隼一(京都大学大学院情報学研究科)
『バイオロギングと映像からわかるウミガメの生態』
5 ランドール・ウィリアム・デイビス(ガッティ海洋研究所、テキサスA&M 大学)
『海洋生物研究のためのひとつの方法論としての動物装着型映像記録装置』
セッションⅡ 脳科学と映像
6 グレゴリー・ソレンセン(マルチノズ・バイオイメージング・センター、ハーバード・メディカル・スクール)*遠隔システムを通じて発表
「演題未定」
7 デュニ・ルビアン(ニューロスピン、CEA、フランス、京都大学医学研究科附属高次脳機能総合研究センター)
『水晶の脳:脳画像で脳をのぞき見る』

セッションIII 宇宙物理学と映像
8 柴田一成(京都大学大学院理学研究科附属天文台)
『天文学・宇宙物理学における映像メディア』
9 磯部洋明(京都大学宇宙総合学研究ユニット)
『活動する太陽』
10 戎崎俊一(理化学研究所)
『シンラドームと科学ライブショー“ユニバース”』
11 カーター・エマート(アメリカ自然史博物館)
『デジタル宇宙3 次元アトラスから共有コンテンツの世界へ』

 

2009年12月12日(土)
セッションⅣ 映像がとらえる野生動物
12 伊谷原一(京都大学野生動物研究センター)「映像出演」
趣旨説明
13 藪田慎司(帝京科学大学)
『標本あるいは分析サンプルとしての映像』
14 ポール・ファンストン(ツワネ技術大学)
『ライオンの行動-エコロジーと保護-視覚メディアの役割』
15 中村美穂(京都大学野生動物研究センター)
『フィールドワークの成果を番組にする』

セッションⅤ 映像メディアとエスノグラフィー
16 サラ・ピンク(ラフバラー大学)
『うつろいゆくイメージ:人類学的フィールドワークにおける過去、現在、そして未来の映像メソッドとメディアについての考察』
17 益田岳(京都大学東南アジア研究所)
『フィールド経験の可視化:3D/4D モデリングを介した人間関係の可視化手法と民族誌へのインパクト』
18 スコット・フィラバウム(カリフォルニア州立大学)
『専門的能力を示すことの認識的姿勢とそのマルチモーダルな性格』
19 細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部)
『ジェスチャーによって顕在化する知識差 -グループ回想法の場合-』

セッションⅥ 映像メディアとアクティヴィズム
20 岡崎彰( 一橋大学社会学研究科)
『映像メディアとアクティビズムとの困った関係』
21 小田昌教(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
『人類学2.0にむけて』
22 コリン・ニコラス(オラン・アスリ支援センター)
『観客に向けた間違った” 映像アクティビズム”:マレーシア ケラウ・ダム・プロジェクトにおける” 映像アクティビズム” の有効性(無効性)』
23 渡辺瑛莉(FoE Japan 開発金融と環境プログラム)
キッドラット・タヒミック(映像作家、フィリピン)
「無題」

 

2009年12月13日(日)
セッションVII ヴィジュアルイメージと社会—親密圏と公共圏の再編成に向けて
24 丹羽美之(東京大学情報学環学際情報学府)
『記録映画の保存と活用 -記録映画アーカイブ・プロジェクトの事例から-』
25 レナト・リヴェーラ(京都大学大学院文学研究科)
『移民研究における映像の使用方法とプロセス』
26 松本篤(大阪大学大学院文学研究科)
『映像コミュニケーションにおける“ローカル” の価値- ビジュアルアーカイブプロジェクト *AHA! の事例報告-』
27 オールウィン・スピーズ(ブリティッシュコロンビア州立大学 オカナガンキャンパス クリティカルスタディズ学部)
『忍者、カウボーイ、熊 ~映画を介した日本のテレビゲーム研究への接近~』

セッションVIII ヴィジュアル・イメージと物語
28 セップ・リンハルト(ウィーン大学東アジア研究所)
『ウィーン大学における「錦絵の諷刺画データーベース」』
29 スザンネ・フォルマネク(オーストリア科学アカデミー アジア文化歴史研究所)
『映像化の伝統の一種に学んで ―日本の絵双六・人生道中図などにおけるライフ・コースの描写の研究』
30 やまだようこ(京都大学大学院教育学研究科)
『人生のイメージ地図とたましいのライフサイクル ―日本、イギリス、オーストリア、フランス大学生のヴィジュアル・ナラティヴ』
31 家島明彦(島根大学教育開発センター)
『世界に広がる日本のヴィジュアル・ナラティヴ ―日米の若者が語る日本のマンガ・アニメの魅力』

セッションIX カルチュラル・コンピューティング—文化・無意識・ソフトウェアの想像力
31 ヒシャム M.ビズリ(ミネソタ大学、ミネアポリス)
『プレリュード』
32 土佐尚子(京都大学学術情報メディアセンター)
『日本文化をコンピューティングする意味』
33 小山田耕二(京都大学高等教育研究開発推進センター)
『文化情報を分析するためのビジュアルデータマイニング環境』
34 中津良平(シンガポール国立大学)
『カルチュラルコンピューティングにおける西欧と東洋の文化の比較』
総合討論
35 総合司会:田中耕司(シンポジウム実行委員会委員長、京都大学地域研究統合情報センター)

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