文献検索評価法

授業の特色
専門職大学院の一つである、医学研究科社会健康医学系専攻の大学院生を対象とした講義です。臨床研究を含む人間を対象としたパブリックヘルス関連研究に取組むために不可欠の基礎スキルを講義・実習(インターネット検索)を通じて学びます。

 

授業の紹介
本コースは医学研究科社会健康医学系専攻の選択科目のひとつですが、履修生の数は必須科目に準ずる多さ(25名前後)です。金曜の朝1限(8時45分から)にもかかわらず、学生さんは熱心に講義・実習に参加されています。院生さんのバックグランドは多彩で、医師、看護師、薬剤師などの医療職から、文系学部出身の方も多く受講されています。基礎スキルⅠでは文献検索・評価法、基礎スキルⅡでは研究デザインを主として扱います。両コースとも基盤となる疫学と根拠に基づく医療(Evidence-based medicine: EBM)の考え方を理解することを重視しています。

講義詳細

年度
2010年度
開講部局名
医学研究科
教員/講師名
中山 健夫(医学研究科 教授)

シラバス

授業計画と内容

  • 第1回 10/17 疫学とEBMからの健康情報リテラシー入門(1)

  • 第2回 10/24 疫学とEBMからの健康情報リテラシー入門(2)

  • 第3回 10/31 インターネットとe-ヘルス(1)

  • 第4回 11/14 インターネットとe-ヘルス(2)

  • 第5回 11/21 一般向けの健康・医療情報のライティング・コミュニケーション

  • 第6回 11/28 一般向けの健康・医療情報のライティング・コミュニケーション

  • 第7回 12/5 ヘルス・リテラシーを考える

  • 第8回 12/19 アフリカ開発会議・洞爺湖サミットにおける健康課題に対する世界戦略の明日

  • 第9回 1/9 代替医療の健康情報

  • 第10回 1/16 健康・医療情報と個人情報保護

  • 第11回 1/30 MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)で学ぶヘルス・コミュニケーション (1)

  • 第12回 1/30 同(2)

  • 第13回 2/6 疫学情報と因果関係論

  • 第14回 2/13 質の高い医療情報の集約・共有・普及:根拠に基づく診療ガイドライン

  • 第15回 2/20 総合討論

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