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シラバス

[担当]

吉川 研一 (理学研究科 物理学専攻)

村瀬 雅俊 (基礎物理学研究所 統計動力学分野)

[授業内容]

村瀬担当分
私たちは、環境を認識しているつもりでいながら、実は環境の一部しか認識できないという事実を‘認識’できないでいる。学問が発展しても、このジレンマが解消するわけではなく、ますます私たち自身の不完全な認識が精密化・細分化していくに過ぎない。こうした現実を無視して、既成の学問を受動的に受け入れるだけでは、最高学府で学ぶ意義は見いだせない。それでは、新しい学問の創出につながるような展開とは、どのようなものなのだろうか。本講義では、文系・理系を問わず、学問それ自体の基盤を再検討しながら、生命現象、自然哲学、心理現象、生体運動論など、私自身の論考を展開したい。

第1回  自然科学の思考方法

第2回  分岐現象と位相空間法の数理

第3回  分岐現象と安定性

第4回  生体内進化過程としての老化現象

第5回  対象認識とメタ認識

第6回  創造的学問の展望

第7回  21世紀の環境問題

第8回  進化的脳構築

第9回  21世紀の科学

第10回 ‘先天的’発達障害と‘後天的’行動障害

第11回 物質の科学’としての物理学の‘生命の科学’としての限界

第12回 西洋の科学と東洋の哲理


参考までに、2007年度と2008年度に実施した、全学共通セミナーの講義ノートのURLは、以下に示す。

2007年度 村瀬雅俊 全学共通セミナーの講義ノート「生命とは何か?」

http://ocw.kyoto-u.ac.jp/general-education-jp/what-is-life/lecturenote/

2008年度 村瀬雅俊 全学共通セミナーの講義ノート「創造性とは何か?」

http://ocw.kyoto-u.ac.jp/general-education-jp/what-is-the-nature-of-creativity/lecturenote/

2009年度全学共通セミナーは、「進化とは何か?」と題して開講する。

京都大学学術情報レポジトリー

■村瀬雅俊『歴史としての生命 : 自己・非自己循環理論の構築』2000

http://hdl.handle.net/2433/49765

■M. Murase “The Dynamics of Cellular Motility” John Wiley & Sons(1992)

http://hdl.handle.net/2433/49123

■村瀬雅俊のホームページ

http://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/%7Emurase/