森里海連環学実習C
講義詳細
- 年度・期
- 2012年度・前期集中
- 開講部局名
- 全学共通科目
- 使用言語
- 日本語
- 教員/講師名
- 吉岡 崇仁(フィールド科学教育研究センター)
向井 宏(フィールド科学教育研究センター)
舘野 隆之輔(フィールド科学教育研究センター)
中山 耕至(フィールド科学教育研究センター)
坂野上 なお(フィールド科学教育研究センター)
シラバス
開講年度・開講期 | 2012 前期集中 | 授業形態 | 実習 |
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対象学生 | 全回生 | ||
授業の概要・目的 | 自然景観が気象・地象・海象・生物・人為の相互作用によって形成されていることを実体験することを目的に、北海道東部にある別寒辺牛川上流の自然度が高い森林域、牧草地として土地利用されている中流、そして下流の厚岸湾岸域の生物調査を通して、森-川ー里-海のつながりについて学習する。森と川と海が生物を通してつながっていること、さらに人間がそのつながりにどのように関わっているかを実習中に得られたデータや知見をもとに理解を深めることを目的としている。本実習は、京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林標茶区、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所を拠点に行う。 |
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授業計画と内容 | 夏季に1週間の集中実習の形で実施する。京都大学フィールド科学教育研究センターの北海道研究林標茶区の森林における植生及び土壌・水質調査実習、別寒辺牛川での生物・水質調査、厚岸湖・厚岸湾での生物調査をそれぞれ2日間程度ずつで行う。厚岸湖・湾での実習は、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所で実施する。野外での実習の合間には下記の講義があり、実習方法とデータ解析について学ぶ。 1.根釧地方の自然環境 2.厚岸水系の特徴と土地利用 3.森・川・海のつながり 4.厚岸湖・厚岸湾の調査方法 5.厚岸湖・厚岸湾の生物群集 6.別寒辺牛川の魚類相 7.河川生物の調査法 8.森林域における河川水質と物質循環 9.土壌調査法の概要 10.河川水質調査法の概要 11.森林調査法 12.別寒辺牛川流域の植生とパイロットフォレスト 13.森里海連環学の課題 実習生は、森、川、里、海の4つの班に分かれて実習を行う。レポートは、各実習項目毎に作成するとともに、班毎にそれぞれの観点から別寒辺牛川流域全体について発表し、最終レポートを提出する。 |
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成績評価の方法・観点 | レポート(50点)、出席状況(25点)、最終発表(25点)を総合的に評価する。 |
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履修要件 | [予備知識] 特になし |
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教科書・参考書等 |