地域環境工学概論Ⅱ

授業の特色
食料・エネルギーの確保のため,複雑で多様な動植物等を対象にし,農作業体系,生産システム,機械化,自動化,情報化,農産物,水産物,畜産物および食品の検査などについて工学的な視点から幅広く学ぶことができる授業である。

授業の紹介
アジアを中心にした急激な経済発展と人口増加の中,食料およびエネルギーの問題は緊急かつ重要な問題である。本講義では初学者にも理解容易となるよう,日本農業の現状,食料生産に関わる作業体系を学んだ後,今後の農業の展開について議論する内容となっている。たとえば,最適な環境制御技術,人工光を用いた植物工場,露地栽培における種々の機械とその自動化,ロボット化,最小のエネルギーで最大の利益の得られる精密農業,衛星画像等を用いたリモートセンシング,収穫後の農産物の貯蔵,加工,検査技術,精密農業を畜産や水産業に適応した精密畜産,精密養魚の概念,非破壊検査技術,生産者,流通業者,消費者が安心できるトレーサビリティシステムなど,その対象および技術は非常に広範囲にわたる。いずれの授業も植物,動物,水産物,食品という対象を工学的な手法で計測して制御することが基本となる生産技術を講述する。

講義詳細

年度・期
2012年度・前期
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
清水 浩(農学研究科)
飯田 訓久(農学研究科)
近藤 直(農学研究科)

シラバス

開講年度・開講期 2012年度 前期 授業形態 講義
対象学生 1回生 曜時限 水2
教員
清水 浩 (農学研究科)
飯田 訓久 (農学研究科)
近藤 直 (農学研究科)
授業の概要・目的
1回 日本農業の現状
第2回 食料生産の作業体系
第3回 バイオマス・内燃機関
第4回 植物環境調節
第5回 植物工場
第6回 農作業機械1
第7回 農作業機械2
第8回 フィールドロボティクス
第9回 精密農業
第10回 リモートセンシング
第11回 ポストハーベスト技術と農産物性
第12回 穀物,果実・野菜用農業施設
第13回 精密畜産・精密養魚
第14回 非破壊検査技術
第15回 食の安心・安全のためのトレーサビリティ
授業計画と内容
以下のような課題について,3名の教員で分担して講義をします。
第1回 日本農業の現状
第2回 食料生産の作業体系
第3回 バイオマス・内燃機関
第4回 植物環境調節
第5回 植物工場
第6回 農作業機械1
第7回 農作業機械2
第8回 フィールドロボティクス
第9回 精密農業
第10回 リモートセンシング
第11回 ポストハーベスト技術と農産物性
第12回 穀物,果実・野菜用農業施設
第13回 精密畜産・精密養魚
第14回 非破壊検査技術
第15回 食の安心・安全のためのトレーサビリティ
第16回 期末試験

[授業体制]
第1回から第5回までの講義:担当 清水 浩
第6回から第10回までの講義:担当 飯田 訓久
第11回から第15回までの講義:担当 近藤 直
成績評価の方法・観点
講義中に行う小テスト,レポート並びに期末試験の成績により総合的に評価する。
履修要件
特になし
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