栽培技術論と実習Ⅰ(月曜コース)

水田実習 北島 宣(農学研究科 教授),桂 圭佑(農学研究科 助教)

講義詳細

年度・期
2012年度・通年
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
北島 宣(農学研究科 教授)
中崎 鉄也(農学研究科 准教授)
片岡 圭子(農学研究科 助教)
桂 圭佑(農学研究科 助教)
齊藤 大樹(農学研究科 助教)
小枝 壮太(農学研究科 助教)
松本 大生(農学研究科 助教)

シラバス

開講年度・開講期 2012年度 通年 授業形態 講義
対象学生 農学部 2回生
教員
北島 宣 教授(農学研究科)
中崎 鉄也 准教授(農学研究科)
片岡 圭子 助教(農学研究科)
桂 圭佑 助教(農学研究科)
齊藤 大樹 助教(農学研究科)
小枝 壮太 助教(農学研究科)
松本 大生 助教(農学研究科)
授業の概要・目的
高槻農場において、月曜午後の半日、水田・果樹・蔬菜・花卉における農作物の栽培技術に関する講義と実習を行い、それぞれの農作物とその栽培の実際について理解を深める。

前期
第1回 実習登録者の名簿作成と高槻農場の紹介ならびに実習を行うにあたっての注意,その他連絡事項につい確認する.
第2回 水稲の播種・育苗に関連する作業を説明し,水稲の播種体験を行う.
第3回 ヤマノイモ属の種と生態の説明し,ダイショの種イモを分割して伏せこみ催芽する.アスパラガスの収穫を行う.
第4回 ラン科植物の生理生態を概説する.コチョウランの植え替えとパフィオペディルムの株分けを行う.
第5回 花卉の種子発芽,栄養繁殖,育苗について概説する.マリーゴールドとアメリカンブルーの播種と挿し木と鉢上げを行う.
第6回 田植え関連作業を説明する.田植え(手植え)を体験する.
第7回 シクラメンの生理生態を概説する.シクラメンの苗を底面給水鉢に定植する.
第8回 タマネギの開花生理と作型を概説し,タマネギの収穫・調製・選別を行う.
第9回 果樹栽培における着果調節の必要性とその効果についての概説する.ナシの摘果作業を行う.
第10回 果樹の病害虫防除法を概説する.ナシの袋掛け作業を行う.
第11回 栄養繁殖性作物の繁殖法を概説し,催芽したダイショ分割イモ片を本圃へ定植する.
第12回 防除・施肥等,本田管理作業を説明する.防除関連機器の見学を行う.水田での施肥・除草を体験する.
第13回 京都府農業総合研究所における試験研究の説明・解説および圃場見学を行う.
第14回 モモの収穫・選果作業を行う.
後期
第1回 前期実習後の現況を解説する.後期実習内容を概説する.
第2回 鋸鎌を使っての稲刈りとはざ架け作業を行う.コンバインによる収穫作業を見学する.
第3回 カキの脱渋性による品種分類とそれぞれの脱渋機構を概説する.
第4回 水稲の脱穀・調製・精米作業を行う.
第5回 タマネギの生理・生態についての概説する.苗取りおよび定植作業を行う.
第6回 黄桜酒造における製品開発過程・醸造工程の解説と日本酒工場見学を行う.
第7回 カキの収穫・調製作業を行う.
第8回 ダイショの収穫・調製作業を行う.
第9回 アスパラガスの作型についての概説する.地上部の刈り取りを行う.
第10回 トルコギキョウの生理・生態についての概説する.トルコギキョウの定植を行う.
第11回 コムギ・オオムギ・ライムギ等の栽培圃場を観察し,そこから採取した幼苗を用いて簡易DNA抽出法を実践する.
第12回 コムギ・オオムギ・ライムギ等の栽培圃場を観察し,そこから採取した幼苗を用いて簡易DNA抽出法を実践する.
第13回 高槻農場において同一栽培条件下で生産された水稲品種3品種について官能検査を行い,品種の特性について概説する.


上記は,2011年度における講義・実習のタイトル
授業計画と内容
1.水田
イネの播種、移植、本田管理、稲刈り、脱穀・調整、水稲の食味試験など
2.果樹
ナシの摘果・袋かけ、モモの収穫・選果、カキの収穫・脱渋、カキの剪定など
3.蔬菜
タマネギの定植・収穫、ダイショ(熱帯性ヤマノイモ)の繁殖・定植・収穫、アスパラガスの収穫・促成株の堀取りなど
4.花卉
花卉類の播種・挿し木、花卉の鉢上げ、シクラメンの培養、コチョウランの順化など
5.その他
京都府農業総合研究所の見学

[各回の授業体制]
1ないし2名の担当教官が講義を行った後,数名の技術職員が指導者として加わり実習を行う.見学については,1ないし2名の教官が引率して解説・質疑をマネジメントする.
成績評価の方法・観点
出席率と試験の結果により評価する。

教科書・参考書等
[教科書]
使用しない
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