熱帯農業生態学

講義詳細

年度・期
2012年度・前期
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
縄田 栄治(農学研究科 教授)

シラバス

開講年度・開講期 2012年度 前期 授業形態 講義
対象学生 3回生 曜時限 金4
教員
縄田 栄治 教授 (農学研究科)

授業の概要・目的
はじめに、熱帯における気候の特徴と成立要因、土壌環境、農業形態および主な熱帯作物について概説する。次に、各論として、東南アジア大陸部を例にとり、土地利用と営農システムについて講義する。

第1回
第2回 熱帯の気候
第3回 熱帯の土壌
第4回 熱帯の作物
第5回 熱帯の作物
第6回 熱帯の作物
第7回 熱帯の作物
第8回 熱帯の作物
第9回 熱帯の作物
第10回 熱帯の土地利用と営農・作付体系
第11回 熱帯の土地利用と営農・作付体系
第12回 熱帯の土地利用と営農・作付体系
授業計画と内容
第1~2週:熱帯の気候と自然植生
日射、気温、降水量、正味放射、蒸発散の地理的分布と年変化の特徴、降水の支配要因、気候区分について説明すると共に、熱帯自然植生の分布と特徴、森林の気候への影響等を概説する。

第3週:熱帯の土壌
土壌の成因、粘土鉱物の形成過程と特性、熱帯の土壌の種類・特徴および分布、作物生育への影響について解説する。

第4~5週:農業形態と作付体系
焼畑農業、集約農業(畑作、稲作、アグロフォレストリー)、プランテーション農業、乾燥地帯の農業について、その特徴と栽培形態および耕地生態系の特徴を説明する。

第6~10週:熱帯作物の特性
熱帯地域の主要な畑作物・園芸作物・特用作物について、生理生態的特性・起源・現在の分布・利用について概説する。

第11~14週:東南アジアの土地利用と営農システム-農業生産の生態基盤
東南アジア大陸部を中心に、現在の土地利用・営農システムの成立要因および変遷過程を、自然環境の影響を中心に概説する。

第15週:熱帯における生物資源の利用
東南アジアを中心に、熱帯地域の伝統的生物資源利用及びその変容について解説する。
履修要件
土壌学、生態学を履修しておくことが望ましい。

教科書・参考書等
[教科書]
使用しない

[参考書等]
授業中に紹介する
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