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現在位置: ホーム ja 農学部 資源生物科学概論Ⅲ(平田 孝) シラバス

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[授業計画と内容]

下記の(1)~(11)の各主題について、1~2回講義する。

(1)沿岸の海の特徴(藤原)
沿岸の海は、陸からと外海からの栄養塩が集まる生物生産性の高い海である。この高い生産性の維持機構と、低次生産から高次生産へのつながりについて述べる。
(2)沿岸海域における富栄養化と環境汚染(藤原)
人間活動により沿岸海域では環境汚染や富栄養化に伴う赤潮・貧酸素化などの問題が生じている。これらに対する対策の歴史と展望を示す。
(3)海洋環境と水産資源(笠井)
我が国の漁業や水産資源の変遷について述べる。また、資源を決める上で重要な要因である、初期減耗について概説する。
(4)漁業生産と資源管理(山下)
我が国の漁業資源について概説する。資源生物の再生産と初期減耗の機構を基礎に、資源変動のメカニズムと変動する資源の管理について論究する。
(5)沿岸域における富栄養化と微生物の利用(澤山)
人間活動により、沿岸域では環境汚染や富栄養化に伴い微細藻類による赤潮が発生し、人間や海洋生物に影響を及ぼしている。海洋微生物の役割を解説し、微生物を利用したバイオ燃料など有用物質生産について考える。
(6)栽培漁業(田川)
人工的に育てた有用魚介類の仔稚を海に放流し、成長後に漁獲するという栽培漁業について概説する。
(7)魚類の多様性(中山)
「魚類」の系統的位置づけ,多様性が生じるメカニズム,多様性を認識し整理する手法などについて概説する.
(8)海洋無脊椎動物の多様性(豊原)
海洋に生息する無脊椎動物と人間とのかかわりについて、食料資源ならびに生態学的役割の観点から概説する。
(9)魚介類の育種分野におけるバイオテクノロジーの応用(木下)
染色体操作や遺伝子組換え技術などのバイオテクノロジー技術の、魚介類の品種改良への応用について概説する。
(10)海洋生物資源研究の発展と人類への貢献(左子、吉田)
マリンバイオテクノロジーを、新規海洋微生物の利用として極限環境微生物・環境ウイルスの遺伝子資源の開発の側面から概説する。
(11)海洋生物生産物の利用(平田、菅原)
海洋が生み出す生物生産物を私たちはどのように利用してきたか、食料、高次機能性物質、医薬品などへの利用の観点から概説する。

[成績評価]

小テスト、レポート、及び出席による。