資源生物科学概論A

授業の特色
資源植物および動物の生産および利用技術の基礎として、それらに関連した授業を行う。

授業の紹介
資源植物および資源動物に関連の深い研究分野の連携により、植物生理学、栽培植物起源学、植物遺伝学、作物学、育種学、果樹園芸学、蔬菜花卉園芸学、品質設計開発学、品質評価学、栽培システム学、植物生産管理学、動物遺伝育種学、生殖生物学、動物栄養科学、生体機構学、畜産資源学、生物資源情報学を概説する。

講義詳細

年度・期
2012年度・前期
開講部局名
農学部
使用言語
日本語
教員/講師名
荒木 崇(教授)
河原 太八(教授)
遠藤 隆(教授)
白岩 立彦(教授)
奥本 裕(教授)
米森 敬三(教授)
土井 元章(教授)
裏出 令子(教授)
松村 康生(教授)
稲村 達也(教授)
久米 新一(教授)
今井 裕(教授)
松井 徹(教授)
広岡 博之(教授)
祝前 博明(教授)
守屋 和幸(教授)

シラバス

開講年度・開講期 2012・前期 授業形態 講義
対象学生 学部2回生
教員
荒木 崇 教授
河原 太八 教授
遠藤 隆 教授
白岩 立彦 教授
奥本 裕 教授
米森 敬三 教授
土井 元章 教授
裏出 令子 教授
松村 康生 教授
稲村 達也 教授
久米 新一 教授
今井 裕 教授
松井 徹 教授
広岡 博之 教授
祝前 博明 教授
守屋 和幸 教授
授業の概要・目的
第1回 植物が示す内的・外的環境への種々の応答現象の研究基盤を講義する
第2回 栽培植物の起源ならびに近縁野生種を利用した植物科学への取り組みを講義する
第3回 作物改良の基礎となる遺伝の仕組みや物質的基礎を講義する
第4回 作物の生産性を支える光エネルギー利用効率および遺伝子について講義する
第5回 蔬菜・花卉・果樹の特徴と品種ならびに栽培技術に関する講義
第6回 作物種子タンパク質の改良と改良タンパク質集積作物開発の原理に関する講義
第7回 食料品質の評価について一次、二次、三次機能と受諾性の面から講義する
第8回 作物の環境適応性および作付体系の現状と問題点について講義する
第9回 作物生産に影響する環境の機能ならびに耕地生態系の構造と機能に関する講義
第10回 動物の遺伝と育種に関する講義
第11回 動物の繁殖と増殖-生命科学技術を用いた動物生産に関する講義
第12回 動物の生体と機能-動物と環境にやさしい科学をめざしてに関する講義
第13回 動物の栄養と機能に関する講義
第14回 世界の家畜生産システムとその評価法に関する講義
第15回 畜産分野での情報処理に関する講義
授業計画と内容
以下のような課題について1課題あたり1週の授業をする予定である。

1.植物の生理(荒木祟):光合成など植物特有の機能、植物が絶えず変動する外部環境の中で生き抜く機構、植物のライフサイクルについて概説する。
2.栽培植物の起源(河原太八):食料など生産資源として利用されている作物やその近縁野生種および利用が考えられている植物の生態的特性を解説する。
3.作物の改良(遠藤隆・奥本裕・裏出令子):作物改良の理論的基礎である遺伝学、品種改良の実際、作物タンパク質の改良と改良タンパク質を集積した作物開発の基本理念を概説する。
4.作物生産と環境(白岩立彦・稲村達也):作物の環境適応性、生産に及ぼす環境の影響とその機構について解説する。また、耕地生態系の構造と機能についても解説する。
5.園芸作物の特徴と栽培(土井元章・米森敬三):園芸作物(蔬菜、花卉、果樹)の特徴について、品種の変遷、人間生活との関わり、栽培管理技術について解説する。
6.食料の品質評価(松村康生):食料の価値を決める基準として品質が重要な位置を占める。この品質の評価について、一次、二次、三次機能および受諾性の面から説明する。
7.動物の遺伝と育種(祝前博明)
8.動物の繁殖と増殖-生命科学技術を用いた動物生産(今井裕)
9.動物の生体と機能-動物と環境にやさしい科学をめざして(久米新一)
10.動物の栄養と機能(松井徹)
11.世界の家畜生産システムとその評価法(廣岡博之)
12.畜産分野での情報処理(守屋和幸)

[授業スケジュール]
第1回 植物の生理
第2回 栽培植物の起源
第3回 作物の改良:遺伝の基礎
第4回 作物生産と品種改良
第5回 園芸作物の特徴
第6回 種子タンパク質の改良
第7回 食料の品質評価
第8回 作物生産と耕地生態
第9回 地球環境変動と食料生産
第10回 動物の遺伝と育種
第11回 動物の繁殖と増殖-生命科学技術を用いた動物生産
第12回 動物の生体と機能-動物と環境にやさしい科学をめざして
第13回 動物の栄養と機能
第14回 世界の家畜生産システムとその評価法
第15回 畜産分野での情報処理
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