電力回路

第6回 電気エネルギーの伝送:送電回路 <インピーダンス線路と送電容量および定態安定極限電力>野田モデルの動画1 引原隆士 教授

講義詳細

年度
2008年度
開講部局名
工学部
使用言語
日本語
教員/講師名
引原 隆士(教授)
舟木 剛(准教授)

シラバス

配当学年 学部2年
授業計画と内容
電力回路の概要 ( 0.5 回 )
日常生活における電気エネルギーの重要性について説明し,発電/送電の歴史と電力回路の構成について説明する.

三相平衡回路解析 ( 4.5 回 )
電力回路の基礎となる平衡三相回路を対象として,電圧・電流・電力,等価回路,単位法等について説明する.

電力システム解析 ( 2 回 )
簡単な電気エネルギーシステムの静的,動的特性について述べ,安定性に関する概念を説明する.

諸量と座標変換法 ( 3 回 )
交流電圧・電流のベクトル表現について述べ,三相回路に対する対称座標変換,αβ(クラーク座標)変換について説明する.また,三相回路における平衡・不平衡に関する概念について説明する.

電力系統における現象と測定 ( 2 回 )
種々の原因により電力系統において発生する回路現象について説明すると共に,座標変換を用いた解析法について説明し,現象との関係について述べる.

総論 ( 1 回 )
まとめと課題について説明する.
成績評価の方法・観点
当該年度の授業回数に応じて適宜演習を行う.演習 (5%),レポート提出 (15%),定期試験 (80%) を基本に成績をつける.年度ごとの難易度を考慮して調整する.
履修要件
線形代数,電気回路の知識が不可欠である.
PAGE TOP