臓器移植

中肝静脈付き右葉グラフトの適応決定と新しい中肝静脈再建法 江川 裕人(准教授)

授業の特色
臓器移植は、手術手技・免疫抑制剤の発達とともに1980年代から実験的医療から一般医療へと変貌した。京都大学においても1990年より生体肝移植が始まり、2004年には1000例をこえ、世界で最多数の実績を達成した。また生体小腸移植や生体膵島移植も手がけている。この歩みの中で得た見識を我々は広く公開してきた。そのため国内はもとより欧米を含む世界中から研修生が訪れ、帰国後それぞれの地で生体肝移植を芽吹かせている。

授業の紹介
臓器移植に関する基礎的な知識、京都大学における実際の臨床経験から抽出されたデーター、移植医療の最先端について紹介する。

講義詳細

年度
2004年度
開講部局名
医学部
使用言語
日本語
教員/講師名
江川 裕人(准教授)
平良 薫(助手)

シラバス

教員
江川 裕人(准教授)
平良 薫(助手)
授業計画と内容
第1回 肝移植の適応
第2回 臓器提供者選択
第3回 生体肝移植の手術手技
第4回 免疫抑制療法
第5回 移植と感染症
第6回 胆管合併症
第7回 血液型不適合移植
第8回 肝癌に対する肝移植
第9回 ウイルス肝硬変に対する肝移植
第10回 劇症肝炎に対する肝移植
第11回 外科と精神科の関わり
第12回 バイアスを見破る
第13回 臓器移植と倫理
第14回 肝移植修練カリキュラム
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