01 - 欧米経済史, 2012
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欧米経済史坂出 健(経済学研究科) 授業形態:講義 対象:2 - 4回生 期間:2012年度 後期 火3 |
授業の概要目的
本講義は、19 世紀中葉から第一次大戦にかけてのパクス・ブリタニカから、第二次大戦後のパクス・アメリカーナへ国際経済の構造がどのように転換していったか、イギリス・アメリカ・ドイツを中心に、解説します。講義においては、第一次大戦から第二次大戦後にかけてのイギリスからアメリカへの経済的リーダーシップの移行過程について、各画期における米欧各国の政策担当者が直面した経済政策上のさまざまな問題とその克服過程に着目しつつ、考察します。また、戦間期(第一次大戦から第二次大戦にかけて)における米欧の政策協調はなぜ失敗したのか、第二次大戦中にアメリカが構想した国際経済秩序はどのようなものであるか、また、それがどのような問題を抱えいつどのように確立されたのか、などの問題に取り組み、1970 年代以降定例化した米欧日の経済サミットとその政策協調のフレームワークが如何なる史的プロセスを経て形成されたか検討を加えます。
Course Contents
Copyright 2012,
寄稿する作者による.
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引用/出所元.
admin. (2013年03月26日). 欧米経済史. Retrieved 2019年12月06日, from 京都大学OCW Web site: http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/05-faculty-of-economics-jp/6158000.