日本政治外交
JA | EN
Numbering Code |
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Term | 2020/Second semester |
Number of Credits | 2 credits |
Course Type | Seminar |
Target Year | 1st & 2nd year students |
Target Student | Graduate |
Language | Japanese |
Day/Period | Tue.2 |
Instructor(s) |
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Outline and Purpose of the Course | 現在日本外交にとって大きな課題となっている領土問題について、セミナー形式で議論を行う。これらは、いずれも国家間の立場の隔たりが大きく、解決が容易ではない問題である。本講義では、北方領土問題、尖閣諸島問題、竹島問題について詳しく検討を行う他、現在の領土問題に関わりがあるいくつかの地域の領土変遷についても考察する。以上を通して、今後領土問題を解決するための方法を共に考えていきたい。 |
Course Goals | 領土問題に関する基礎的知識を習得し、今後これらの問題について考える視座を身につけること。歴史を通して、現代の外交について考えるための視点を獲得すること。 |
Schedule and Contents | 1.オリエンテーション 授業の目標や内容についてのオリエンテーション。各回の報告担当者を決める。 2.北方領土問題(1)19世紀以前 テキスト:芹田健太郎『日本の領土』第2章 3.北方領土問題(2)第二次世界大戦後 テキスト:同 4.北方領土問題(3)冷戦後 テキスト:同 5.尖閣諸島問題(1)19世紀以前 テキスト:芹田健太郎『日本の領土』第3章 6.尖閣諸島問題(2)第二次世界大戦後 テキスト:同 7.尖閣諸島問題(3)冷戦後 テキスト:同 8.竹島問題(1) 江戸時代 テキスト:芹田健太郎『日本の領土』第4章 9.竹島問題(2) 韓国併合以前 テキスト:同 10.竹島問題(3) 第二次世界大戦後 テキスト:同 11.小笠原諸島の歴史 テキスト:資料を配布 12.南洋諸島の歴史 テキスト:資料を配布 13.樺太の歴史 テキスト:資料を配布 14.ゲスト・スピーカーによる特別講演 15.まとめ *参加人数や参加者の関心を考慮して、内容を一部変更することもあり得る。参加者の希望に応じて、ヨーロッパや東南アジアなどの領土紛争、国際法や海洋政策に関わる諸問題を取り上げる可能性もある。 *ゲスト・スピーカーとしては、現役の政治家、外交官などを招くことを検討している。 |
Grading Policy | 授業での報告および議論への貢献度と出席状況で評価する |
Prerequisites | None |
Preparation and Review | 毎回全員が教科書の該当部分を読んでくること。 授業初回に詳細な文献リストを配布する。報告者はこれを活用して、最新の研究成果を踏まえた報告を行うこと。 |
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Reference(s) |
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