Theory and Practice for Mental Health Education
JA | EN
Numbering Code |
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Term | 2020/Intensive, year-round |
Course Type | topics seminar |
Target Year | Master's students |
Target Student | Graduate |
Language | Japanese |
Day/Period | Intensive |
Instructor(s) |
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Outline and Purpose of the Course | 人間と社会における問題は、保健医療分野、福祉分野、教育分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野など多岐にわたり、かつ、心理的課題および問題を大きく反映し、心の健康と深く関わっている。 この授業では、心の健康教育に関する理論と実践について学ぶ。人間社会におけるさまざまな分野における多様な心理的課題および問題への理解とアプローチに必要な観点について、心理学的観点を学ぶとともに、広く他領域や他職種の観点に学ぶことで、多角的視座と専門性の探求をおこなう。 また、こうした探求を通じて、心の健康とは何か、めざされるべき人間社会の方向性とはいかなるものかについても考察し、心理専門職(臨床心理士・公認心理師等)として、自らの専門性とその必要性および専門的観点を社会に対して説明する力を育む。 |
Course Goals | 1)心の健康教育に関する理論について理解する。 2)心の健康教育に関する実践に必要な視座と視点を身に着ける。 |
Schedule and Contents | 保健医療分野、福祉分野、教育分野、司法・犯罪分野、産業・労働分野等、人間社会における、心の健康に関する、心理的課題および問題をとりあげ、心理専門職および当該問題や領域に関する専門的立場からの話題提供を踏まえた講義を、30時間を数回にわけ、集中形式でおこなう。 |
Grading Policy | 授業へのコミットメント、レポートをもとに、到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
Prerequisites | ・教育学研究科以外の学生は履修不可。受講は臨床心理学コースの学生に限る。 ・履修にあたっては、臨床心理学コースにおける履修上のガイダンスを受けること。 |
Preparation and Review | ・とりあげられた問題や観点について、臨床心理学や心理療法理論だけでなく、他分野の理論や観点についても、さらに自学自習をおこなうこと。 ・その際、理論や知見を単なる知識として身に着けるのではなく、その理論や知見は、何をどの視点から捉えたものであるかを再検討するよう心掛けること。それらを自らの体験を通して咀嚼することで、既存の理論や知見の捉えているものを再発見するとともに、新たな視点から捉え直すことにつながる。 |