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You are here: Home en Syllabuses (2020) Graduate School of Education Course of Clinical Philosophical Pedagogy Advanced Reading in Philosophical Anthropology II

Advanced Reading in Philosophical Anthropology II

JA | EN

Numbering Code
  • G-EDU45 58421 SJ47
Term 2020/Second semester
Course Type reading and seminar
Target Year Master's students
Target Student Graduate
Language Japanese
Day/Period Wed.3
Instructor(s)
  • Graduate School of Education, Associate Professor SAITOU NAOKO
Outline and Purpose of the Course 昨年度に続き、本授業では、Richard Bernstein著『Pragmatic Encounters』(2016)の講読を通じて、高等教育における人文社会科学、とりわけ哲学は、今日いかなる活路を見出すことができるのかという問題に取り組む。同書は、「生き方としての民主主義」の哲学としてプラグマティズムの現代的意義を発展的に解釈する中で、政治・文化批判の意味を問い直し、思弁的な議論のみでは世の中を変えることができないこと、プラグマティックであるということは、より難解な日常性、生きることの不確実性を背負って思考する力が不可欠であることを示す。その意味で『Pragmatic Encounters』は優れたプラグマティズムの解説書であると同時に応用書であり、人文社会科学の危機にあってこそ求められる役立つ哲学の意味の思考転換を呼びかける著である。民主主義の危機の時代、グローバル化の時代の効率性や行為遂行性に抗いつつ、いかにしてプラグマティズムは、その思想の根本とも言える実践性、実用性、道具性を維持することができるのか。授業では、同書の講読を通じて、「役に立つ」哲学の意味を根本的に問い直し、知識を生活の中でより高度に機能させるとはどういうことかを考える。
Course Goals 同著の原典の「翻訳」を通じて、「高度に読む」力を身につける。

最終レポートの構想発表、レポート・論文の書き方などの指導の時間を設け、他者との対話を通じた自己評価を通して授業で学習した成果をさらに深め、修士論文の執筆につながるような、より質の高いレポートを執筆できるようになることを目指す。
Schedule and Contents 第三部、第四部を順次講読する。
昨年度作成した邦訳をもとに、英語原典と日本語邦訳の批判的検討を通じて、「翻訳としての哲学」(Standish and Saito 2017)を実践する。

第一回  導入
第二回  第一部、第二部の総括

PART III: Critique in Dark Times
第三回 Herbert Marcuse's Critical Legacy
第四回 Hannah Arendt: Thought-Defying Evil (1)
第五回 Hannah Arendt: Thought-Defying Evil (2)
第六回 Justification of Violence?

第七回 第三部の復習、議論

PART IV: Morality, Politics and Religion
第八回  Can We Justify Universal Moral Norms?
第九回  Is Politics ‘Practicable’ without Religion? (1)
第十回  Is Politics ‘Practicable’ without Religion? (2)
第十一回 The Secular-Religious Divide: Kant’s Legacy
第十二回 Paul Ricouer's Freud (1)
第十三回 Paul Ricouer's Freud (2)

第十四回 第四部の復習、議論

第十五回 フィードバック
Grading Policy 【評価方法】
授業での議論への参加(30%)
最終レポート(70%): 上記授業目的に照らし授業計画・内容の論点に即して自ら課題を設定して論じる。 (A4シングルスペース7ページ)

【評価方針】
到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。
Prerequisites 哲学思想文献の英語の読解力を必要とする。
英語集中講義(後期)「国際合同授業I」(スタンディッシュ、齋藤)の授業と併せて履修することを推奨する。
前期と後期の通年の履修を条件とする。
Preparation and Review プラグマティズムの基本知識について予習する。
講読箇所について詳細な準備を行う。
授業でのグループディスカッション等を通じ、内容把握を深めた後に、自身で復習し、次章の理解につなげる。
Textbook
  • Pragmatic Encounters, Richard J. Bernstein, (New York: Routledge, 2016), ISBN:978-1-848-93615-7