Colloquium for Educational Research and Development I
JA | EN
Numbering Code |
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Term | 2020/First semester |
Course Type | topics seminar |
Target Year | Master's students |
Target Student | Graduate |
Language | Japanese |
Day/Period | Fri.5 |
Instructor(s) |
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Outline and Purpose of the Course | 学校現場(および関連機関)において、主に心理臨床家としての実践経験を有するメンバーによって構成され、学校現場で子どもたちや、保護者、教師らといかに関わればよいかを模索するコロキアムである。「現場体験検討会」では、桑原知子が参加し、メンバーそれぞれの実践体験を報告しあい、検討する。「研修会」では、さまざまな立場から学校現場での実践に携わっている専門家が集まり、実践の中での工夫や苦労などを話し合う中で検討する。 |
Course Goals | 大学で学ぶ心理臨床の「応用」として、学校現場における心理臨床を理解することをめざす。 実践から出てきた疑問を持ち込み、それをまた現場に還元して、心理臨床の実践を深めることができるようになることを目標とする。 |
Schedule and Contents | ・現場体験検討会(6回) 主に水曜17時から18時30分までの時間枠で実施する。スクールカウンセラーや相談員など、学校現場や関連機関で心理臨床家として活動する院生が中心となり、各自の実践についての報告や、困難を感じる体験について話し合う中で、それぞれの現場で役立つ臨床実践について検討を行う。 ・研修会(2回) 教師、臨床心理士や他職種の専門家など、学校現場に携わるさまざまな専門家との交流を通して、互いの専門性について理解を深め、よりスムーズな連携のあり方を模索することを目的とした研修会の企画・実施を予定している。 ・学校現場での実践に関する調査研究(6回) ・まとめ(1回) ※現場体験検討会については、具体的な実施日時は未定であるが、原則として月1回の頻度で行う。 |
Grading Policy | 原則として、出席を重視するものとする。 目標にもあるように、現場での実践と往還を通じて、どれだけ実践知を身につけたかを評価の基準とする。 評価方針は、到達目標について、教育学研究科の評価方針に従って評価する。 |
Prerequisites | 実践的研究であるため、参加者は学校現場での実践経験がある者が望ましい。また、事例を扱うため、守秘義務をはじめとする臨床的倫理観を有することが強く求められる。参加を希望する場合は、初回授業に参加すること。 |
Preparation and Review | 科目の性格上、実際の臨床実践を中心とする。 |
Reference(s) |
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